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そば切り文目堂/谷六あるいはプリンセス・トヨトミの舞台

ベタ過ぎへんか…。
太平洋戦争終結前夜、大阪の街を焼き尽くした大空襲は、
徳島県の山奥からでさえ、異様な紅蓮に染まった東の空が見えたという。
そこでギブすれば原爆はなかったかもしれないし、お盆が過ぎてもギブしてなければ、
京都はキノコ雲に沈むはずだった、ってな話ではなく。
その大空襲から辛くも免れたのが、空堀(からほり)界隈。
空堀(からほり)商店街が醸し出す昭和の懐かしさが、今や人気の観光地、ってより、
「プリンセストヨトミ(万城目 学)」の世界、の方が通りが早いか。

文目堂外観。マンションの狭間で、肩身が窮屈。
地下鉄・谷町六丁目(略して「谷六/たにろく」)にほど近い、
......、元々は何の建物だったんだろう?
手打ちそば処「文目堂(あやめ)」は商家というより、会社か何かだったような
重厚で洒落っ気のある建物で店を構える。
店表こそ大きなガラス扉に改装して明るいが、段差や欄間、花活けコーナー等、
とても上手に残してあって、蕎麦を頂く前から、建物だけで満足しちゃうのだ、私。
さて、ミシュラン☆のお味の方は?

主役の細切り。
私は細切り、ツレは粗引き、それと蕎麦がきも一つ。
楽しそうな一品が300円~600円(多分)程度であるし、お酒もいいのがあって、
昼時から蕎麦前を楽しむお客さんも、近頃では珍しいくらいに目に付いた。
さてさて、大阪が「うどん天下」だったのは今は昔。
待つ甲斐あって、美味しおっせぇ!
甘味はないけど、塩っけも立ってない、この出汁が秀逸。
そんで、とろみをつけた蕎麦湯を頂く頃には、蕎麦から甘味が染み出てこれまた旨い。
そやけど蘊蓄たれとる間はないねん、伸びるんがめちゃ早い(笑)、特に粗引き。
お店の方は、好き嫌いが分かれます、と仰っていたけど、ここの蕎麦がきは珍しい。
蕎麦がき。薬味は生わさび、塩、出汁割しょうゆ(多分)。
実のぷつぷつがネットリの中に残ってて、食感が面白い。
フライにしたら(笑)ビールに合いそうで、私は好きだ。
これら蕎麦の原点メニューなら、800円で味わえる。
とくりゃ、お次は蕎麦前、と洒落込みたいやねぇ。

明日は、越せない坂はない。
長くご無沙汰しておりました。
前回、報告しました事情で、のの家ではお正月がありません。
けれど、お心配りを頂きましたことに深く感謝を申し上げますと同時に、
皆々様にご多幸を、良き実りの年をと、祈る気持ちに変わりはありません。
来たる年にもさらなるご厚情を賜りますよう、一足早く年越し蕎麦を謹呈!!
昇る龍の勢いに満ちた、良き年に恵まれますよう。

ああ、「はいからほり」(空堀商店街のベタなキャッチ)界隈も楽しかったのに、
書きたかったのに。
路地のあちこち、おもちゃ箱を丹念に浚うような、そんなお散歩にまた行こうっと。
ええ年、迎えてや。(@生国魂神社)





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クリスマスをあなたに/GRASSE(グラース)・大阪市西区

公園に面したビルの、公園じゃない方に面した店(笑)
大阪市西区、マンションと雑居ビル、小さな会社が並ぶ街に、「靭公園」がある。
どの駅からも不便なこの一画に、小洒落たレストランが出来始めてもうずいぶんになる。
デートでおしゃれに決めたいのに、どこも満杯で入れない、なんてダンドリワル男君も
各国レストランが点在するこのエリアならば、どこなりと選べ、彼女にも一目おかれる(笑)
さて、クリスマスシーズンである。
サンタさんなんか信じない悲しいお年頃でも、「ごちそう」は食したいんである。

その靭公園に面したビルの一階にある、フランス料理屋「GRASSE(グラース)」。
中世フランス風のアンティークで飾られた店内は、重苦しさはなく、
田舎町まで足を延ばしたら、古い農家レストランがあった、むしろそんな感じ。
サーモン多過ぎ。ホタテか野菜、違う味がある方がいい。
前菜1.スモークサーモンとビーツの酢漬けのソース。
ビーツの赤色にピンクペッパー、ケイパーと色とりどりで美しい一皿。
写真が悪い。幾通りも違う味が楽しめる。バリウマ。
前菜2.カリフラワーのムース。
マスタードのソースを混ぜながら食べ進むと、グラスの底に叩いたハーブが隠れていた。
大根ポタージュ。ワインとバラの燭台で、いかにもフレンチ風ってことで。許して。
大根のポタージュ。
大根だから風味もサラリ。出汁は貝かな?優しい滋味をじっくりと味わう。
甘鯛のポワレとブール。このパンの仕入れはどこ?美味。
ポワソン.甘鯛のポワレ、レギュームソース。
レギュームとは野菜のフォン。甘鯛のクセに負けないよう、クリームでコクをつけている。
この焼き加減が、私は出来ない。いっつも堅くなる。
ヴィアンドゥ.たじま鶏のミジョテ、カルバドス風味。5種から選べるうちの一品。
ミジョテ(蒸し焼き)の加減は、フレンチならではの香ばしさ、柔らかさ。あ~、美味しい。
ワインの飲み過ぎで、カルバドスの風味がわかってないのが、実にもったいない(笑)
デザート1.カシスシャーベット。写真無し。
コーヒーの量がたっぷりで美味しい。フォンダンショコラはヤバイくらい美味い。20センチくらいはあるチュール。あっさりしてて、甘味せんべい...。
デザート2.フォンダンショコラとチョコムースのケーキ、オレンジ添え。
ムースケーキはゼラチンが固すぎだけど、フォンダンショコラの、この幸せな濃厚さ。
コーヒーがこれまた、ソフトに甘やかで、最後まで気を抜かない。
にわかせんべいの様なデカいアーモンドチュールも、嬉しいびっくり。
以上、4500円のコース。クリームの優しさを崩さない程度に、軽めの仕上がり。

この日はウェディングパーティがあって、相当うるさかったから、日頃の雰囲気は不明。
カジュアル、ビストロと謳っているから、かしこまる雰囲気ではないのだと思う。
でも、味はちっともカジュアルじゃない。
構える必要はないけれど、料理を一口含んだら、おしゃべりをしばし噤んでほしい。
そして、淡い味からフォンの複雑な旨みが、味蕾に染み渡るのを感じてほしい。
一つの皿を完璧に整えたいあまりか、コース全体では、味が尖ってしまう店がある。
グラースに、それはない。冒険なぞしなくても、ここにあるのは一つの完成形だ。
小さい店もさりながら、サービスは女性が一人で、小気味よくテキパキとさばいていく。
良い店を見つけた。
穏やかな美味しい物を食べたい。グラースは、そういう時にお薦めしたい良店だ。
飲み出のあるグラスワインは、700円から。フルボトルでも2800円から。
嬉しくて、つい飲んじゃうGRASS(グラース)のHPは、コチラ。

ロマンチックなはずなんやけど、なんかな、この賑わいがなんかな(笑)
帰り道、足を延ばして「OSAKA光のルネッサンス」を見に行った。
川沿いの街路樹に青と白の溶けない樹氷が、瞬いていた。
屋台なんぞもあって、デートスポットというより、妙に大阪チックでよろしいんである(笑)



涙でファイティン!/アヌエヌエ・大阪狭山市

食への淡泊さを、日本人の体力的ヒヨワさの証明とすることがある。
「欧米では、夜更けまで、幾皿も運ばれてくる料理に舌鼓を打つ。」
過日、身をもって学習した。
物を食う、咀嚼し消化するとは、如何に人間の体力を酷使するかということを。

ハワイリピーターならお耳なじみの、「パシフィックリム」の店を、友人から教わった。
ハンバーグにパイナップルを乗っける店かと流したら、叱られた。
パシフィックリムとは、フランス料理を根幹にしたハワイ風味のフュージョン料理。
「ナイフとフォークで、順番に運ばれる料理がたまには食べたい」と、
甥っ子がナマイキを言ったので、母を財布に姉、姪ちゃんともども行ってみることにした。
大阪は片田舎、南部の大阪狭山市にある「Anuenue(アヌエヌエ 「虹」という意味らしい)」。
近隣住人もしくは味の狩人しか、行くことはなかろう局地的極地情報であります。

時間がとってもかかるとは聞いていたので、早めに18時半スタート。
姉と甥の大きな胃袋を考慮して、4500円のコース。この額で?と思うでしょ?
ハワイのビールとアミューズ。もう一つあれば、十分に前菜になる一品。
アミューズ。ヒラメのフライwithグリーンソース&カレークリームソース。
前菜。スモークサーモンの塩気が果物の甘味と合わせって、実に美味しい。うん、美味しい。
前菜。シーフードのセルクルwith柑橘ソース。
スープ。かぼちゃの甘味と生クリームが濃厚で、美味い。が、量が....多い.....。スープと一緒に出たパンとパイナップルのコンフィチュール。
カボチャのクリームスープ。
手焼きパンは料理に合わせて、各種それぞれ風味を変えて、柔らかいなりに美味い。
無塩バターとこれまた、ホームメードのコンフィチュール(ジャムですわ)も
よい口直しで料理を飽きさせないのだ。
サラダ。なるほど、ハワイ。という味。豚肉、ブドウ、パイナップルと甘味と酸味が織りなす良い味。
サラダ。カルアピッグ(甘いソースを絡めた豚肉炒め)と果実、グリーンサラダ。
メイン。う~ん、肉自体が、イマイチ。付け合わせのキッシュとマッシュが最高に美味。だが、もう...、満杯。
メイン。牛フィレwithマデラソース、キッシュ&人参のマッシュ。

写真じゃイマイチ伝わらない、盛りの良さ、気前の良さ。
EX:サラダのパイナップルは、20センチ相当。全体量が、ご想像頂けるでしょうか?
サラダの途中からお喋りはピタリと止まり、口はひたすら咀嚼のみに費やされる。
脳みそも吟味の思考は停止し、ただ、消化指令に集中するのみ。
デザート1.デカ目のオールドファッションドをご想像ください。それに目いっぱい盛られている...。
デザート1.フルーツのコンポートwithアイスクリーム。
イソップの母さんガエルが憑依したか、満腹中枢がぶっ飛んだか。美味しい~。
デザート2.フレーバーティは選ばせてくれるが、正直、もう何でもいいよ、そんな気分(笑) プチフールの大きさはお三時に相応しい
デザート2.チョコレートとフィナンシェ。
それでも食べるのか、何故、食べ続けるのか、どうしても、食べようというのか!
闘いのゴングが終わりを告げたのは、何と23時。疲れんで、ほんま……。

バラエティ豊かで控え目な味付けだから、最後まで美味しく頂いた。
が!
大人時間コンセプトだか何だか、咀嚼物を膨張させる、料理と料理の間の長い待ち時間。
これを持て余さへんのは、恋に落ちたばかりの二人、だけやなかろか?!
体力は尽く消化に費やされ、ご馳走は活力とならず、翌日、目にはクマ、アクビ連発。
アラカルトにしときやと、後日、友人から忠告が来た。遅いねん。
Anuenue」のHPは、コチラ。
店が客を拘束するんだから、体に優しい椅子なら、なお嬉しい(笑)



甲南亭グリル/兵庫県西宮市

甲南亭外観
JR西ノ宮駅近くに、長年、地元に親しまれている洋食屋「グリル甲南亭」がある。
無愛想な外観とは裏腹に、店内は、木目調で高級感を漂わせながらも明るい。
ランチ、ディナー、アラカルトとあるけれど、構成要素は変わらない。
ハンバーグ、ロールキャベツ、ビーフシチュー、クリームコロッケ、
海老フライ、トンカツ。以上(笑)
日替わりもないし、メニューを絞って、仕入れも手間も少数精鋭ってところか。
それでも客は切れないのだから、目新しさよりも飽きない美味しさ、老舗の証明だ。

スープとサラダロールキャベツとクリームコロッケ

私は、友人お薦めのロールキャベツとクリームコロッケの定食にする。
コーンクリームスープと、サラダ、ご飯(パンはなし)がついて1500円。
スープはクリームだけど、あっさり軽め。
ロールキャベツは水煮だから、これもあっさり目。
ロールキャベツから水分が出て薄まったせいか、デミグラスソースは、
トマトの酸味が利いていて、量はたっぷりながらも、これまた濃厚さを感じさせない。
クリームコロッケは、ぽってりクリーミーだが、全体、ご飯のおかずにはどうだろう?
私ならワインかビール、パンのお供に良い塩梅。
懐かしの洋食味とはちと違う、丁寧な手作りに支持が集まるのは当然で、
質量ともに、食った食ったと嬉しい満足を味わった。

おやつは、白鹿酒造のレストラン併設のショップ「白鹿クラシックス」で甘酒ソフト。
うにょにょと絞るんじゃなくて、アイスボックスに入れてあるから覚悟はしてたんだけど。
う~ん・・・、200円・・・。ラクトアイスやしT.T
ご当地ソフトをついつい食べてしまうけど、基本、アイスが美味しくなければ問題外。
てか、酒蔵の「甘酒」ソフトなのに、お酒の風味どころか、甘酒なんてどこ?!
ブランドを冠するとは、商う物全てを共通理念で製造販売する、ということ。
酒造会社のお料理に興味津々だったんだけど、レストランのお味はどうなんだろう?
こうなると何だか、お酒まで買う気分になれない(笑)
たった200円で、シツコイシツコイ、執念深いったらありゃしない。
          
※ アイスクリンがお好きな方なら、美味しく召し上がれます。
  アタクシ、どうせ甘い物を頂くならば、毒を喰らわばカロリーまで。
  高脂肪・高糖分ガッツリ系なもんで。ハーゲンダッツが食べたいわ。





だんじりん・ソウル

               住宅地の中にあるだんじり格納庫。立派だ。
              だんじりや神輿の数は、減る方向にあるのに、岸和田は違う。
           今まで持ってなかった町内も、新しく作ってだんじり祭りに参戦する。
                (住宅地にあった、大層立派なだんじり格納?庫。)




そんな街、岸和田のソウルフードが「かしみん」。
鳥美外観 かしみん、焼けた。
鶏肉(かしわ、と昔はよく言った)ミンチのお好み焼きかと思っていたら、
牛すじミンチとかしわを入れたお好み焼きのことらしい。
それも、タネと卵とキャベツをマゼマゼする大阪方式ではなく、
クレープ状にのばし焼いた生地の上に、具を乗せていく。
大阪南部の玄関口・難波辺りにも専門店が出来たらしいけど、私は未体験。
それで来ました、本場・岸和田の老舗「鳥美」さん。
普通にお好み焼きもあるけれど、やっぱ「洋食焼き」の「かしみん」でしょう。
鉄板でしっかり焼かれた外側は、かりりとした歯ごたえで、中身はとろんとしている。
鶏肉はヒネ鳥(親鳥)だろうか、しっかりとした噛み締めだ。
生地のタネが違うのかなぁ。
ふわふわ命の大阪お好み焼きとは、ずいぶん風合いが違う。
大阪タコ焼きを平面に延ばして焼いた、そんなんかな?相当、美味しい。

鳥美は冷蔵の商品棚はないけれど、実は鶏肉屋さんだった。
おばさんが、店の入り口でレバーやもも肉のぶつ切りを作っている。
ホワイトボードには焼き鳥メニューも書いてあったけど、鉄板焼きなんだろうか。
絶対、美味しいに決まってる。
あぁ、自転車でなければ、一品と生ビール追加!と、いくんだけどな。
壁には、夏祭りのポスターが貼ってあった(だんじり祭とは違う)。
「男が匂う」だか何だか、相当、匂いそうな(笑)キャッチはともあれ、気になるメニュー発見。
この日だけのご当地名物「泉州バーガー」の屋台だって。
初耳だよ、泉州バーガー。なんてツレと言いあってたら、
女将さんが、鳥美さんの鶏肉を使ったハンバーガーだと教えてくれた。
これも食べたい!

さすが、別寅のお膝元? 住宅地の中に一軒だけ、自家製天ぷら(さつま揚げ)屋さん。
魚庄さん外観。 きくらげ棒天とゴボ天と間違えた棒天。しかもピント外れ。
軒下に品書きの木札がぶら下がり、薄暗い土間の一画に、天ぷらが並べられている。
ささやかなショーゲキで、屋号を見そこなってしまった。
おまけに、ゴボウ天と言ったつもりが、「棒天」になったみたい。
ま、ええか、1本60円。
ふわんもちんぷるん。ひゃぁ、この食感、たまらんわ。
おでんの季節になったら、買いに来よー。
(後で調べたら、「魚庄蒲鉾店」という立派な屋号をお持ちだった。)












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