2017 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 11






スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

五條源兵衛と山本とうふ工房@五條市

五條源兵衛外観。
五條源兵衛、外観。
美味しい豆腐が食べたい。清い水が豆の味を濃く引き立てる、そんな豆腐が食べたい。
昔、近所のお豆腐屋さんのお豆腐はしみじみと美味かったのに、廃業して長い。
で、コレは!という豆腐をやっと見つけたのに、取り扱うお店が廃業T□T
豆腐難民再来だが、どうしてもそこのお豆腐がまた食べたい、
で、うろ覚えのパックに書かれていた名前と市町村をネットで探してみたら
無かったんですな、情報が。(電話番号くらい、絶対にあると信じていたのに)
めげずにGoogleマップで検索したら、それっぽい名前を見つけた!!
久々に104を利用したが、屋号での登録はなく「この辺りの○○さん」で
数件の番号を教えてもらい、片っ端から電話をかける、までもなく、
まずはココ!と目星をつけた番号がどんぴしゃ!
無事、お気に入りのお豆腐を探し出すことが出来た♪
で夏のある日、ドライブがてら母と奈良県は五條市にある「山本とうふ工房」に行くことに。

おいでやす。(吉野の方だから、「ようおいで」になるのかな??)
ようこそおいでやす。
私の五條市に対する認識は、単純に「(桜で有名な)吉野に行く途上の街」だったが
今、古い街並みが残る通りや山の方にも興味深いレストランができている。
そこでランチを頂きましょう。

店舗中央の大きな花活け
江戸時代末期に建った重厚な商家に手を入れ、産直野菜の料理屋「五條源兵衛」。
元は土間と思しき場所にテーブルが数卓、小上がり風に2卓ほど、
個室の座敷には10人くらいは入れそうだ。(親族一同で来てるっぽいお客がいたから。)
予約していたからお料理は手際よく出てくる。
野菜を盛りつけたお盆を手に、割烹着を着た男性が素材とその料理について説明をしてくれる。
近在の農家に頼んで、少しずつ色んなお野菜を栽培してもらっているのだそうだ。
夏の盛りのせいか栽培の端境期なのか、ちょうどお野菜が少ない時期で、予約の客しか受けられない、と言っていた。
なんだっけ…、紫蘇の酢、だっけかな??ほうじ茶が美味しかった。 食前酢…、紫蘇だっけか・・・・。ほうじ茶が美味しかった。
イチジクにゴマのクリームを添えて。 イチジクにゴマのクリームを添えて。
まずは葉っぱに乗せたイチジクで、味覚云々よりも視覚的に鮮やかなのが、挨拶代わりだ。
(この辺りは柿の産地だと思っていた。)
サツマイモとおナス、青唐辛子の(吉野)葛とじ サツマイモとおナス、しし唐、吉野葛の銀餡。
その次に頂いたカボチャと芋の揚げ物の葛とじが、煮干し?というくらい濃い出汁で
先の料理が不安になったが、その後は野菜に相応しい昆布の柔い出汁で美味しかった。
料理人が言うにはカボチャと芋の味が濃いので、(味ではなく)カツオ出汁を濃くしたとの事。
かぼちゃの花、刀豆、ホップ等々。塩は柿の葉を干したもの。 かぼちゃの花、刀豆、ホップ等々。塩は塩漬けした柿の葉を干したもの。
金ゴマが面白いごま豆腐は自家製。この小皿3種に12種程のお野菜。 金ゴマが面白いごま豆腐は自家製。小皿3種に、実に12種以上のお野菜。
お味噌汁じゃないです、お雑炊。 お味噌汁じゃないです、お雑炊…。
上つ方しか口にできなかったという蜜入り桃。ウリ系メロン。 その昔、上つ方しか口にできんかったらしい蜜入り桃。ウリ系メロン。
誰もが初めて、というような素材(ホップの天ぷらなんて食べたことあります!?)もあって、
味覚は元より、お出かけのワクワク感、外食をしたという満足感で一杯になる。

色々おます。
什器も、元々この家の蔵に眠っていたものを使うことにしたそうだ。
漆器は日焼けして赤茶けてはいるけれど、客人用の上質な物だったんだろう。
小皿や鉢の形も銘はなくても、今となっては面白い絵付けで、
一体、どんなお料理をどんな時に盛ったんだろう、と想像してみる。
ただ、最後の「雑炊」だけが、お米と出汁が馴染んでないようで、私には残念だった。
雑炊の塩気がしっかりしてるから、せっかくの美味しいお漬け物に手が出ないのが勿体ない。
いっそ、出汁茶漬位の方がご飯の味もするのにとは思ったが、これは好き好きだろうな。
演出がツボにはまって、料理人のプロデュース能力が今後も楽しみだ。
ただ車でしか行かないから、お酒が飲めないのが、じ~つ~に残念!!

山本豆腐外観。ど真ん中に…><;; アングル失敗ですわ(笑)
山本豆腐外観。ど真ん中に…、アングル失敗(笑)
で、豆腐(笑)
五條新町から吉野川を越えて、って、とりあえず、ナビには「坂合部郵便局」と入力。
郵便局のすぐ隣の躊躇うような細い登り道を2分程、突き当たりを右に曲がればすぐだ。
絶対に、誰もワザワザは行かないとは思うけど(笑) 
「山本とうふ工房」という名の通り、お店というより豆腐を作る作業場だ。
でも、店舗部分には椅子も置いてあって、豆乳を飲んだり出来るようになっている。
(近所の人が遊びに来るだけ、かもしれないけど。)
残念ながら、ひろうす(飛竜頭)は売り切れだったけど、絹上げと木綿、おぼろ豆腐を購入した。
あ~あ、もっと近くにあったらいいのに。美味しい厚揚げってないのよ、ほんと。
因みに、関西の方なら「吉野ストア五條店」と「JA牧野農産物直売所」で買うことができる。
あと、55号線沿いにある「山本豆腐店」は月・水・金のみ営業している。
花見のシーズン、紅葉と、吉野に行かれる時には騙されたと思って
「山本豆腐」に行ってみて。絶対に!!後悔はしないから。
木綿豆腐がぱさぱさしない。変にウマミなんか添加してない。
あと、五條のリバーサイドホテル「金剛乃湯」は想像以上に良いお湯でござんした、はい。

箪笥の隙間から、あまのじゃくがご挨拶@五條源兵衛
古い箪笥の隙間から、あまのじゃくがご挨拶。
誰か乗せてけ。冷酒で食べたい五條源兵衛のHPは、コチラ。
塩湯で秋・冬には最適(笑)な、リバーサイドホテル金剛の湯の>HPは、コチラ。
山本豆腐は、コチラの地図をご参考に。ナビには「坂合部郵便局」ですぞ。

月・水・金のみ、ご親戚がお店をしているのだとか。

ついでに、吉野ストア五條店なら買いやすいです。

も一つおまけに、山本豆腐と一緒に新鮮野菜も買えます、JA牧野農産物直売所で鍋物のご用意を。

スポンサーサイト

立里荒神・龍神温泉ツアー4.食いまくり編

龍神温泉にある道の駅「木族館」。村の材木で作ったウッドテラス、満腹な景色と空気。
木族館。龍神の材木で作ったウッドテラス。
高野山に行く私のルートは、外環170号から371号だ。
住宅地を走るのでぐねぐね道ではないが、道の駅がない。
だから、お手洗いに行きたくなった時は、コンビニやマクドでお借りするしかない。
って、ことで、朝ご飯1.がマクドナルド。
ソーセージマフィンが食べたかったのに、グリルドソーセージを注文したツレが、
甘いパンケーキにソーセージがキショイ、と言うので交換してやった、ちっ。

花園村の物産販売所、よごみ(よもぎ)餅。 よごみ(よもぎ)餅。
高野龍神スカイライン沿い、花園村の物産販売所で「よごみ餅」を一つ、立ち食い。
よごみとは土地の言葉でヨモギのこと。草餅です。小さめで素朴な甘味でしたわ。
標高はどのくらいだろう、風が涼やかだった。
スカイライン最高標高、ごまさんスカイタワーのある龍神村の物産店では、寒いくらい。
昔はありきたりなお土産物しかなかったけど、今は村の特産品が増えて、楽しくなった。
レストランも山の幸を盛り込んだメニューになって、試す価値はありそうだ。

朝ご飯2.は、龍神温泉の道の駅「木族館」で茶がゆ定食、500円。
五目豆、干し椎茸の炊いたんのおから和え、夏野菜のマリネ。

木族館、茶がゆ定食。五目豆、おから和え、夏野菜のマリネ。
川沿いに張り出したテラスで、清流を眺めながら頂く。
室温に冷ました茶がゆは、焙じ茶の香りも高くサラリと美味い。
小鉢の五目豆がアッサリ薄味、朝から良い物頂きましたなぁ、という気分。
ただ、高級甘口梅干しなのが、イヤ。おかいさんには、ばあちゃんの梅干しでしょー。
それなら提供金額も、480円くらいで済むはずだ(笑)

昼ご飯1.は、ホテルのせ川のレストラン「伯母子亭(おばこてい)」。
ホテルのせ川、トンカツ定食。 ワラジとんかつ(笑)

さすがに夏休み最後の土曜日、宿泊客も立ち寄り客もそれなりだ。
ツレはアマゴ定食(お刺身、塩焼き)、私は・・・、トンカツ定食、1000円。
地場産のにゅうめんを食べたかったけど、暑くてそんな気分には・・・。
かかっていた甘味の少ないソースが不思議、味噌カツってこんな味かな?
冬には自家製浅漬けだったのが、既製品のお漬物でガッカリ。
夏は調理場も忙しくて、漬けるところじゃないのかな。
それにしても、でっかいトンカツだった。ご飯は、相変わらずふくふくと美味!

昼ご飯2.立里荒神参籠所での山菜うどん、550円。
昆布の淡く柔らかい出汁。舌を研ぎ澄まし、美しさに見入る。と、おまけのスイカ。
立里荒神参籠所、山菜うどん。なんて美しい出汁なんだ! オマケのスイカ。
地場産かな?肉厚で香り高い干し椎茸の炊いたんが、どっさり。
この煮物と塩漬け山菜でシツコイ塩味かと思いきや、お出汁は精進の昆布だしでアッサリ。
透明で、立里荒神のように清浄なお出汁なのだ、実に味わい深く、しみじみと滋味。
おまけのデザートに出していただいたスイカが、また、美味しくてですね~。

この日、起き抜けにクリームデニッシュと豆乳を平らげている。
数えると、ほぼ2時間おきに食物を摂取・・・。
食べ盛りはとうに過ぎているってのに、どーすんの。
この遠足に関連した過去記事、関西圏サイトマップは、コチラです。


伯母子亭@野迫川村&中央食堂さんぼう@高野山

青空の下、野迫川村の集落。
野迫川村 037
例え車で行けてたとしても、夏真っ盛りシーズンであったとしても、
野迫川村に食事処を見付けるのは難しい。
高野龍神スカイライン沿いか、立里荒神の参籠所か「開雲荘」、野迫川村役場の近くか。
しかも、それらは車で20分~40分くらい離れた(多分)個所に点在している。
立里荒神に近いもう一つの温泉宿「開雲荘」とスカイライン沿い食事処は、冬季休業だし、
ホテルのせ川に宿をとった場合、選択肢は一つ、ホテル内の「伯母子(おばこ)亭」だけだ。
車があって、平日の昼時というピンポイントならば、村役場前で食事が出来る。
さて、頃は冬季。
雪中運転は出来ないので車はないし平日でもないし、「伯母子亭」で昼食をとることにした。
伯母子亭の入り口と立ち寄り湯の入り口は一緒。
アマゴ定食や地場産にゅうめん、トンカツ、ハンバーグ、唐揚げの洋食系統に、おうどん。
特筆すべきは、鹿の焼き肉、鹿肉シチュー(どんなんだろう?)。
私はジビエを好まないのだけど、あらビックリ、フレンチで食べた鹿より断然、旨い。
一口でぱくりと頬張れる薄く削いだお肉は、生姜がタップリで独特のクセが希薄だ。
どうやら、ついこの間、鹿のお肉を入手したばかりらしい・・・。
鹿肉定食の写真じゃなくて、天ぷらうどん。1000円?もするが、衣ぶとぶとじゃなくて、
正味がデカイ海老フライ。食べ出がござんす。

1000円の天ぷらうどん!!高い!!だけあって、エビはデカイのが2匹。
私は寒くて、うどん。にゅうめんを食べたかったけど、空腹すぎて天ぷらにしたのだ。
定食は1000円と強気な設定ながら、小鉢や付け合わせもたっぷり、お得かも。
村のお豆腐製品を使った小鉢や白菜の古漬けが、いかにも自家製で、舌に嫌味がない。
夜、宿の夕食以外にも、肴の単品もあって、村の方達がお風呂ついでの一服中、
猿害や冬季の畑の具合の話を小耳に挟んで、知った気分になるのも、これまた楽しい。

高野山にある「中央食堂さんぼう」の外観。こうやくんが佇む。
こうやくんが佇む「さんぼう」の外観。
ホテルのせ川での晩ご飯が、鴨、しし、雉とお肉タップリな鍋だったもんで、
翌日のお昼は、高野山で精進料理、と(私が、勝手に)決めていた。
人数が揃ってるから、お寺の精進を予約してもよかったのに、つい遠慮が出て・・・。
お寺じゃなくても、高野山内には精進料理を出すお店が何軒かある。
だけど、何でも食堂的にトンカツやチャーハン、お刺身定食と並んでの精進じゃ、
そりゃちょっと違うだろう。(だって、出汁はどうなるのさ)
法要のお席にも使われる料亭のような精進料理屋は、以前に懲りているのでパス。
手軽に気軽にお精進が頂ける「中央食堂さんぼう」は、若い女性達にも人気で、
人の少ない冬の高野山でもそこそこ賑わっていた。
私は、胡麻豆腐の湯葉まき揚げ定食、1280円。
左上から、生麩田楽、ごま豆腐、ごま豆腐湯葉巻き揚げ、おつゆ、香の物、大豆ご飯。
左上から、生麩田楽、ごま豆腐、ごま豆腐湯葉巻き揚げ、おつゆ、香の物、大豆ご飯。
ごま豆腐の製法が特殊なのかな。家ではごま豆腐が溶けそうで、火は通せない。
とろぉりクリーミーになったごま豆腐とカリンと揚がった湯葉の食感が、
こりゃ堪りませんなぁ。
白ご飯もあるけど、大豆入りの茶飯をチョイスしたので、全体、塩味が濃いのが難点か。
精進精進してないし、目にも楽しいので、取っつきがいいラインナップでは?
高野山内は、あとお蕎麦屋さんが残ってるんだよなぁ、夏だな!うん。
高野山奥の院の休憩所「頌徳殿(しょうとくでん)」のおくどさん。
香り高い焙じ茶でぬくもります。茶釜から汲むのが楽しい…。

高野山奥の院の休憩所。おくどさん!茶釜!!これでお焙じ茶を沸かして下さる。温もるわ。
空蝉は未だ残りて むくろ散る

この遠足に関連した関西圏サイトマップは、コチラです。




名無しの手打ちそば「尾張屋」??@奈良県十津川村3.

おはら大橋のたもとにあります。
名無しなんである。屋号がないんである。
大阪からR168を南下し、谷瀬の吊り橋を過ぎてあるトンネルも通り抜けると、
ひるがえる「そば処」の幟が、いやでも目に入る、数はたくさんあるから。
道の駅「十津川郷」に着いちゃったら、それは通り過ぎてます。(大阪からの場合)

生活感いっぱいだなぁ(笑) お庭のお手入れも万全。
幟を信じて車を停めたら、本当に民家。
玄関にのれんが出ているから安心してドアを開けると、本当に民家。
靴を脱いで勝手に上がるのも憚られ、訪うと出てこられた方がオーナーシェフの女性。
案内されて通された先は、やっぱり本当に民家。
4間ほども(大きいお家)客席に設えてあるが、営業が終わればご家族との団欒、
ついさっきまでは家事タイム、そこはかとなく、そんな生活が伺えて楽しいんである。

盛りの良いおそば。ちらしずしのお代りはようしませんでした。
さて、メニューはない。選択肢はお蕎麦の冷か温。
オール1200円、定食オンリー。
十津川では地場産のそば粉を使って、里の方の手打ち蕎麦屋「行仙」があるけれど、
女主人はもしかしたら、ソバ打ち教室の卒業生なんだろうか。
近頃はやりの、シュッとしてキュッとした王道蕎麦を期待してはいけない。
蕎麦皮の色を残して、ビミョ~にやんわりふわり、京風のもっちり蕎麦とも違う。
あ~、この感触。そうだそうだ、徳島の祖谷蕎麦だ。
正調田舎そばというか、大阪の手打ち蕎麦ってのも、昔はこんな風だった。
そんな女性らしいお蕎麦に見合って、甘口ながら、材料を惜しまない風味の出汁だった。
他、ヤマメ?鮎?アマゴ?かなんかの甘露煮。山クラゲの和え物に梅酢漬け。
出来たて感ホヤホヤのちらし寿司は、少なめによそってあるけど、お代わり自由。
アッサリそば湯の衒いのなさが、いかにもらしくて、いいぞ。

実は、屋号はあるんです。
玄関にかけてある営業許可書に、ちゃんと屋号が入っている。
「でも、誰もそう呼んでくれないの。橋の蕎麦屋とか言われて~。」とは、店主の弁。
でも、のれんにも幟にも、どこにも店名が入ってないし(笑)
尾張屋?だったか?? すっげ~、自信ないです・・・・。
私の道案内を信じて( ̄∇ ̄;)、訪問して下さい。
川はすぐ横なんだけど、高い所にあるから、ご無事だろうとは思うけど。
数分走ると、道の駅があって、そこのかけ流し足湯。つるつるになるけど熱いのだ。
紀伊半島の過去記事一覧は、コチラです。

引き続き、十津川を更新させていただきます。
お返事、お訪ねするのが後回しになっていること、お許し下さい。

十津川関連、検索で来ていただいています。
きっとお宿や温泉、集落が心配で心配で、ご無事の情報を
捜していらっしゃるのだと思います。
全容が明らかになるにつれ、ますます辛い情報も増えていますが、
紀伊半島に遊んだ方々、どの方たちも、十津川や大塔、天川、那智、熊野、田辺市各地
どこかしらのお役にたちたい、そう考えておいでだと思います。
そして、一時も早く、ご安心して生活できる地を取り戻すことはもちろん、
私達も、一時も早く、この地で深呼吸したい、そう願っています。





うどんの古を探る(大ウソ)/奈良市

まだあげそめし前髪の女子学生(笑)の頃から、奈良が好きで通っていた。
天平の伸びやかな甍も好きだったが、漆喰塀の家並みやこぼれる庭木も好きだった。
交通費だけでも学生の懐には堪えて、奈良に旨いもんなしと負け惜しんで、
冬枯れの奈良公園、きゅいきゅ~いと淋しく鳴く鹿の、声聞くときぞ腹は哀しき。
いっつも、大盛りで有名な「びっくりうどん三好野」で、食べていた様な気がする。
100円マクドなんてありえないインフレ時代。あれは、高級店だったのだ(笑)

ちょっぴり大人になったので、おうどん屋さんも選んでみる。
重乃井さん外観。ランチ時には行列。
釜揚げうどんが名物の、JR奈良駅に近い「重乃井」さん。
宮崎県にもお店があるようで、巨人軍には馴染みらしいけど、どっちが本店か
のれん分けなのか親戚なのか、それは定かではない。親戚説に賭けるけど(笑)
ともあれ手打ちうどん屋は、昼時ともなれば列が出来る。
客層はご近所さんから、観光客と言えどもお馴染みさんまで。年齢層は何気に高め。
大盛り(だったと思う)の釜揚げと、サービスのちらし。付けつゆには、ネギと揚げ玉が入っている。
お丼で出て来る釜揚げうどんは、くねくねとよじれ、もちっと感のあるコシの強さだ。
お出汁は、最初から揚げ玉とおネギが投入され、ダシの旨味が濃厚だ。
料金アップなしで、ちらし、おイナリさん、おにぎりチョイスが付く平日のランチは、
今時、土曜も平日に含んでくれて、なお嬉しい。
うどんを浚った後のお丼に、残った出汁を投入して余すことなく頂く。
お行儀が悪いんじゃないよ、そば湯みたいに、最後まで頂くのが重乃井の流儀なの。
子供椅子の方が良さそうなほど縮んだおばあさんは、昔からのお馴染みさんのようで、
イナリもうどんもお出汁も何もかも、すっかり平らげ至極満足そうだった。
へ~え、奈良でも近頃、洒落た店にばかり通っていたけれど(大ウソ)、
いいうどん屋があったんだ。写真のセット(大盛り)で、700円。太るよ。
重乃井さんのHPは、コチラ。

この日は、おやつもうどん、うどんづくし、うどん三昧。
麺闘庵さん外観。お餅つきで有名なお店の横。
昔なじみのびっくりうどん三好野の近く、商店街に入ってすぐに「麺闘庵」がある。
大きなお揚げにおうどんを入れ込んだ「巾着うどん」が有名だけど、
へそ曲がりなので、季節限定きのこうどんを食べた。700円~800円前後かな?
きのこたっぷり!嬉しくならへん?
お愛想に、上品にきのこが乗ってるのを想像していたが、ドびっくり!
エノキにエリンギ、シメジと麺が見えないくらい、たっぷりと乗っかっている!
鄙びたキノコの香りが漂う、そんな贅沢を久々に味わった気がする。
ここは、日本三大うどんと種類を揃えるだけあって、友人が食べた巾着うどんと
キノコうどんでは茹で具合も違って、芸の細かさにも驚いた。
メニュー全制覇をしたくなる、闘魂に火が付くうどん屋さんである(笑)









そば楽(奈良県大和郡山市)/桜はらはら、金魚ゆらゆら番外編

お城まつりに行ってきてくれはったんが、ぶぶねこちゃん。
ありがと~ ^0^
それで、面白いのん見付けて、食べてはるんで、ご紹介します、コチラ。
そんでも、ここにも行ってほしかったわ~♪
何?更新を待ってたら、桜が終わる??
確かに...。(ーー;;)
しかも、さらに続きますねん(笑)

そば楽外観。写真が反転しているのではない。のぼりが反転している。
近畿圏でも、大和郡山に県外者が遊びに行く確立は、少ないかも知れない。
そんな街でランチ処を見付けようってからには、事前調査のマメ(ヒマ)さが物を言う。
大和郡山駅を降り、9号線をお城方向に向かって左手を、ちょこっと覗いて幟が見えたら、
それが手打ちそば処の「そば楽」。
住宅地によくあるお宅の玄関を上がれば、お庭に面した居間が店内。
座卓がいくつか並べてあって、そこからぶち抜きにした調理場が続いている。
いかにも、ご趣味が嵩じたお蕎麦屋さん、って感じだが、
元々お台所だったろう調理場は、ストイックなまでに片付き、磨き立てられ、
手順や道具大事と心得たプロの仕事場、とお見受けした。

ああ...、お蕎麦、食べたい。赤膚焼きの奈良絵がかわいい^-^
お願いしたのは「桜えび天そば前にもこういうの、食べてるぞ。
桜えびって、大阪ではそうはお目にかからず、つい注文したくなっちゃう。
菜の花の天ぷらもいけているけど、桜シーズンにはよい色合いだ。
三立ての蕎麦は都会風に、粋な細め。
水でしゅっと締められ、噛み締めると甘味がそっと忍び寄る。
出汁も甘味控えめながら醤油辛さの角もなく、さりとて物足りなくもなく良い塩梅だ。
趣味が嵩じて、なんて失礼な推測だった。
こういうお味が頂けるのなら、「男の趣味」もワルクナイ(笑)

お座敷から庭を眺める。
そば楽さんのお宅や庭の造作は、子供の頃に住んでいた家とそっくりだ。
多分、昭和の大造成時代に建てられたのだろう。
友達の家もこういう壁で、こういう間取りだったと懐かしくなる。
味は上品で今風、佇まいは昭和。
お腹が口喰(くち)くなったら、ごろんと横になりたくなった。
それにしても、良い店をみつけるの、上手いよねぇ、私。
(気に入らなかった店は、都合良く忘れている。)

好奇心で注文したサイドメニュー「そばいなり」は、そば米のぷちぷち感が口に楽しい。
料金は…、天ぷらそばで、1200円…?だったかな?
ざるそばならば700円前後? そばいなりは…、1つ100円??




蕎麦食えば/山帰来・奈良県明日香村

山帰来外観。
仏教伝来の時代を彷彿させる飛鳥寺は、明日香散策のハイライトでもある。
御本尊の釈迦如来(通称:飛鳥大仏)は、大陸から渡ってきたばかりの、
大らかなエキゾチシズムを漂わせ、明日香に訪れてこそ「大和」を体感できるのだ。
さて、飛鳥大仏に関しては、お寺さんの有り難いお話しを謹聴してもらうとして。

道と小さな畑を挟んで、飛鳥寺の真ん前。
暖簾がなければ通り過ぎてしまう民家が、十割の手打ち蕎麦山帰来(さんきらい)」だ。
営業時間がタイトでなかなか来れず、「山帰来」、で、昼飯、を、食うぞ、と、
心に念じて、初めて来ることが出来た。
明日香の農村風景そのままに、おばあちゃんの住む離れ座敷に上がり込む、そんな店。

頂いたのは、海老おろし蕎麦。(1100円。ご飯と甘味がついたセットは1300円。)
海老おろしと緑茶のようなそば茶
海老といっても、唐揚げのようにカラリと揚がった桜エビが散らしてある。
薄紅色の大根おろしと桜色の海老が、仄かに色を帯びた蕎麦に映えて、美しい皿だ。
そばは、素麺?と疑うほどに細い。素麺みたいに引っ張るの?と言いたいくらい細い。
奈良特産・三輪素麺ほどではないが、半田素麺(徳島名産)よりかは絶対、細い(笑)
その細さで、十割のもさもさ感が喉ごしのキレの良さ、となる。
甘味こそないものの、コンブがかった円やかな出汁は、
大根辛さがほんのりと桜エビの旨味と混じり、これはおろし蕎麦にこそ合う出汁だ。
奈良を包むおっとりした空気のように優しい味は、文字通りの美しい味だった。

三立てに忠実なこの店は、奈良時間を加味しても、時間をゆっくり見てほしい。
緑茶の美しい色に豊潤なそば茶の香り。不思議なそば茶の秘密を尋ねると、
韃靼そばの中でも貴重な品だと教えてくれ、香ばしい実を囓らせてくれた。
素麺と見まごうばかりの蕎麦は、「これで切るんで」とご主人が、
わざわざ蕎麦包丁を手に、調理場から顔を出して下さった。
引きも切らないお客の合間をぬって、この親切さ、丁寧さ、そして自負心。
縁側廊下の席で、サービスの地場産葡萄を頂いてたら、お寺の鐘がごい~んと響いた。
そば食えば 鐘が鳴るなり飛鳥寺m(__)m

今年一年の皆様方とのご縁とご厚情に感謝しまして、一足早く年越し蕎麦を謹呈(笑)
来年も懲りずにお付き合い下さいますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
よいお年をお迎え下さいませ。
          亀石。飛鳥といえばやっぱ、これ。

※営業時間:木曜~日曜(但し、祝日は営業、木曜が振り替え休日) 11:30~14:30
ね?香川のうどん屋さんくらい、タイトでしょ? 





 







上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。