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白谷雲水峡2./世界遺産に会いに行こう

辻峠:標高979m→太鼓岩:標高1010m→原生林コース→出口:標高620mの巻
      倒木を乗り越え、伸びるヒメシャラ。奇っ怪なオブジェ。

獣道と同等の太鼓岩への小道は、高い梢に遮られ、暗い。
窺い知れる空は、雲が多くなったようだ。
文字通り、手足を使って這い登る。大丈夫、足がかりは所々、整備されているから。
道しるべには10分とあったが、多分15分強、ひゅーひゅーぜーぜー、声もなく、
目の前に現れたぽっこり丸い岩をよじ登れば、おおっ!
ぉぉぉぉぉおおおおおおおっ!!
絶景だぁああああああああああああ!!
太鼓岩より。靴に年季が入ってるのは、レンタルだから。
眼前250度、深緑の大パノラマだ。所々、墓標のように巨木の白骨が杭を打つ。
1000mを越す足元の遥か下には、白谷川が銀色の筋を縫っている。
ザックも上着も放り出し、両手を広げて踏ん張れば、風の道が見えるようだ。
腹の底まで解放し、体を筒にして大声を絞ってみたくなる。
この世界は、なんて美しいのだろう。なんと美しい世界に、私は生きているのだろう。
………、愛は、さすがに叫ばないけどね。

太鼓岩では、お弁当を食べるのが流行りらしいが、私もそそくさと残りを平らげる。
人がぼちぼちと集まりだした。この岩の上は、4畳ほどしかない。
折しも左手の山の方から雲が湧き、視界も悪くなりだした。
後続者達に場所を譲り、休憩は20分ほどで切り上げ。
辻峠で休憩中の親戚一同様に「太鼓岩は、どう?登るの大変?」と聞かれる。
雲が湧いてきたけど、今ならまだ絶景かも、とても大変だけど価値はある、と返事する。
下りは、どんどん下る一方で調子づいたが、続々と登って来る人達、
一様に「まだですか?」と聞かれる。
雲が湧いてきたけど、まだ絶景かも、まだまだまだ大変だけど価値はある、と返事する(笑)

原生林コースと楠川歩道の分岐点まで調子よく下ってきたが、
ここで、私の足は原生林コースへ、弥次の足は往路と同じ楠川歩道へ。
しんどいよ~、杉なんか見飽きたよ~、下り道を帰ろうよぉお~。
という駄々を「絶対、二度とは来ない所なんだよ」と宥めすかし、
原生林コースへと腕を引っ張った。
が!ほぼ直線に山を貫く歩道と異なり、あちらこちらと見所の杉を縫うこの道は、
太鼓岩道で疲労困憊の体を弄ぶが如くくねくねと、アップとダウンも激しい...。
確かに杉なんか、もういいや(笑)
それでも川のせせらぎは耳に心地よく、下るにつれ出会う鹿は、
人慣れしているのかパニックも起こさず行く手を遮り、動じない。
もう昼を廻る頃だろう、登ってくる人達も随分、少なくなった。
人気コースの割りには、道は道標テープでしか判別の付かない箇所もあり、時折、
見晴らせない梢を揺らす、ヤクサルの気配がする。
カサカサと枯れ葉を踏むのはヤクシカだろうか、呼び交う声は、何の生き物だろう。
水底は花崗岩の砂礫を燦めかせ、透明度を増すようだ。
流れる水は、疲れた喉に冷たく甘い。
下るにつれ杉の数は減り、ヒメシャラやツガが増える。
枯れ葉の多さに、ヤクスギランドには落ち葉が少なかったと、初めて気付く。
なるほど、ここは照葉樹林帯なんだなぁ、と、終点が見えた頃、やっと一息ついた。
出口間際に、樹齢3000年の「弥生杉」への分岐道があり、その距離ほぼ1km。
さすがに、行こうという元気は残っていなかった。
     シシ神様も、頭がカイ~ノ。
   角がある鹿は、この子しか見かけなかった。


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白谷雲水峡1.(笑)/世界遺産に会いに行こう

登山口:標高620m→楠川歩道もののけ姫の森:標高?→辻峠:979mの巻(笑)
             飛流落としを下から見た、入り口付近。

屋久島上陸はや3日目は、縄文杉は諦めても、ここだけは外したくない「白谷雲水峡」。
宮崎駿が「もののけ姫」の森のモデルにしたということで、つとに有名な、
その名もずばり「もののけ姫の森」がある。
世界遺産地域ではないものの、登山口から「もののけ姫の森」に至る一帯は、
照葉樹林地帯から屋久杉林へと移行する様が見られる、らしい。
ヤクスギランドは川を渡るが、川沿いではない。
蛇の口滝探検コースは、滝を目指し川沿いのはずだが、川が見えない(笑)。
「巨木が育む」美しい水のイメージを描き続けた私に、ここだけは外せない!

6時過ぎ、ホテルの朝食をお弁当に作ってもらって出発、心づもりより、ちょっと出遅れ。
宮之浦から、結構なくねくね傾斜道を、最高速度50キロで登っていく。
もっとスピード出していいよ~。軽自動車はこういう道がとても嫌い、馬力が出ない。
県道から多分60分、目算以上の時間をかけて、整備された駐車場へとたどり着く。
さすが2000円のビュッフェ相当のお弁当は食べきれず、後はおやつということにして、
8時頃にやっと開始。
巨岩を一筋、抉りながら龍の如く飛沫を上げる「飛流おとしの滝」を過ぎ、
快適な遊歩道を歩む。
が、快適さ終了とともに、すぐ原生林コースと楠川歩道との分岐点に到着。
私の目標は「もののけ姫の森」をさらに通り過ぎ、
絶景を見晴らす「太鼓岩」まで行くことにある。
真っ直ぐに高度を稼いでいく楠川歩道は、江戸時代、伐採した巨木の運び出しに
使われた道なのだそうだ。
敷石は時代を経てなお、苔むす間もないほど、巨木や大勢の勢子達(女・子供もいたそうだ)の足に
踏まれ続けてきたのだろうか。
なんて、感慨もやっぱりすぐに潰える。
敷石というより滑り止めのゴロタ岩同然と木の根の坂道は、
暗い森の中ひたすら上を目指し、目算通り50分弱で原生林コースとの合流点に到着。

そこから10分程だろうか、このしょぼい看板に惑わされることなく、人間は口を噤め。
もののけ姫の森看板。
巨木と巨岩が、物言わず緑に溶けていく。腕を伸ばせば、私も緑に染まる。
あいにくの晴れ続きで苔は乾燥気味だったが、それでもふっと梢が切れ、
日が差し込み枝枝に光が宿る。
立ち枯れたような木々は、己が枝葉の代わりに苔や羊歯類をまとい、
無数の水滴を翡翠に変えて身を飾る。
巨木の無言の胎動に息を潜めるのか、いや、呑み込まれて消えるのだろうか、
この森には生き物の気配すらない。
原始の緑の夢を微睡むカミサマだけが、そこにいる。

ここからは登山道らしき道は消え、道標テープに導かれて「太鼓岩」を目指すことになる。
足元は、時に湧き水に遮られ、時に危うい。
頭上でお猿に睨まれ(だって、進行方向に逃げるんだもん)、子供鹿に泣いて怖がられ、
もう植生や森の変化に気を配る余裕をなくし、ひたすら登っていく。
もののけ姫の森看板から30分以上だろうか、地面が乾いた落ち葉に覆われ、
人声がすると思ったら、そこがベンチもある辻峠
左手に太鼓岩への分岐道が…、って……...、道?…..山の急斜面と違うのん?

                                           続く..........m(__)m

泣いてビビる子鹿。
     お母ぁちゃぁあ~ん。恐いよぉおおお。
    そんなピーピー泣くなよ。何もしないよT.T



蛇の口滝/世界遺産に会いに行こう。

屋久島で見たかった「広範な気候風土」の「高地針葉樹林」がヤクスギランドなら、
南国ならではの亜熱帯植物も見たい。
迷いに迷って縄文杉を諦めたのも、実は、「蛇の口滝」の写真を見たからだ。
花崗岩の一枚岩を、30メートルの高さから轟くエメラルドグリーンの滝は、
様々なグリーンを乗せたパレットになり、しぶきを上げる。
う~ん、行きたい。
が、「蛇の口滝ハイキングコース」で調べてもマイナーなだけに、
情報が曖昧で、行程の具現化がしにくい・・。
コース所要時間も人によって、往復2時間から7時間まで、この時間幅って何よ?
結論。屋久島町は、即刻「蛇の口滝探検コース(危険箇所あり)」と名前を改めてください。
島ではハイキングと言うのかも知れませんが、多分、共通語では意味しません(笑)

ヤクスギランドの後、2日目のホテルに向かいがてら行こう、なんて、
呑気な行程を考えた私が、アホだった・・・・。
蛇の口滝ハイキングコースは、共同湯「尾之間温泉」の駐車場が起点となり、
民家の裏を通って間もなく、道は鬱蒼としたジャングルの様相となる。
羊歯が大きく道にかぶさり、クワズイモの株が道端に並ぶ。
所々、ハイキングコースらしく、ベンチと解説看板も設置され、
屋久島の森の成り立ちや自然が、お勉強出来るようになっている。
植生が屋久島の庭木に似ているなと思えば、そこは昭和40年ごろの開拓地。
土壌の貧しさに、開拓民は棄農せざるを得なかったと、看板は語る。
ここも遠からず、また森に戻るだろうとも・・・。
石垣を破壊し、人の抗いを歯牙にもかけない、天然野生の自然の力だ(変な表現だけど)。

一面のしだ野原。用水池だったのかもしれない。 数少ないランドマーク「アコウの大木」

なんて感慨は、歩き出して20分ほどで終わる。
ジャングル気分は、段々段々、真性ジャングルの様相を帯び、
想像は熱帯を彷徨い命を落とした行軍だろうか。
途中、道が崩落したのか、迂回路が山の斜面だ。え?これ、道??ハイキング???
両手で木にしがみつかなければ、到底、よじ登ることが出来ない。
岩に巻き付く根っこに足をのせ、岩の割れ目にしがみつく。(トレッキングシューズに感謝)
想像は、さまよえる行軍から新兵残酷物語へ。
弥次陸佐!道がありません!(道標テープは、思わぬ場所で見付かったりする。)
もうこの辺りになると「熱帯照葉樹林がどうしたってぇ?!」で、見回す気力もない。


ランドマークの少ないこの道は、目的地に到達するまでの時間予測を立てにくい。
解説看板はあっても現在地案内図はないから、自分の居場所が把握しにくいのだ。
時折、川の水音はするものの姿は見えず、目的地に近づく高揚感もない。
1時間を歩いた時、後1時間だけ歩こう、到達できなければ諦めると決めた。
果たして開始2時間後、別の登山道との分かれ道となる川に遭遇、
滝まではここから20分のはずなんだが。
なんだが、ここが本当に分岐点なのかが自信がない。もはや16時になろうとしている。
諦めた。ここは勇気ある撤退を気取ろう(笑)。
お天気続きだそうだから、きっと滝もショボいよと、負け惜しみをカマしつつ……。
蛇の口滝に到達しなくっちゃ、世界遺産地域に入らないのにぃいっ!(ミーハー)



ヤクスギランド/世界遺産に会いに行こう

透明な水が流れるほとり。倒木がいっぱい!
点々と白い花が落ちていた。見回しても、どの樹に咲いているのか分からない。
出口近く、川を見下ろしたとき、花をつけた樹を一本だけ見つけたが、名前は知らない。


今回、あえて(と、言わせてもらう)「縄文杉トレッキング」は行わなかった。
全行程10時間を歩き続けるということが、私には想像できない。
体力的にくじけたら「縄文杉しか行けなかった~」に、なりかねないじゃないか。
それでも迷っていたが、ゴールデンウィーク時の写真を見たら、きっぱり諦めがついた。
繁華街かよ。時期的にも、ここまでの人出はないにせよ・・・・・。

屋久島が、世界自然遺産に選ばれた理由「広範な気候風土と固有の動植物を有する」
ならば、その広範な気候風土が見たい、と私は思ったのだ。
その一つが「ヤクスギランド」。
このチンケなテーマパークばりの名前に、努々、騙されてはいけない。

朝8時前、駐車場には車一台なかった。売店も受付にも、人の気配はない。
環境保全協力金プラスお手洗清掃金を箱に落とし、土の湿気た匂いが漂う中、出発!
団体旅行の観光コースに組み込まれるだけあって、石畳みの遊歩道は歩きやすい。
渓流を、時に跨ぐ道中は明るく開け、揺れる吊り橋もご愛敬だ。
遊歩道を設置出来ない箇所は、岩や木の根の上に木橋をかけてあり、アップダウンもない。
だけど鼻唄気分は、30分・50分コースまで。
80分・150分(私達はこれ)コースは、50分コースと別れを告げた途端、正統山道となる..。

江戸時代に伐採の手が入ったこの森の杉は、私が知っていた今までのそれとは全く違う。
垂直に天を目ざして高さを競い、下生えを許さず、空間を占拠する植林地とは違うのだ。
奇っ怪なオブジェのようにねじくれた杉の大木、何とも解らない絡み合う木々、
みっしりと岩肌を覆う苔、杉の若木を押しのけ、生い茂る下生えの羊歯。
この地では、杉は生存競争において、優遇された勝者ではないのだ。

屋久島は花崗岩の島だ。
あの巨木達を支える土壌は、実は、岩の表面を覆っているだけにすぎないらしい。
巨木故に、その体躯を支えられず倒れ伏し、やがて、苔に覆われ実生の木が芽吹く。
伐採された切り株は朽ちることなく、新しい命の寝台とも栄養源ともなる。
屋久杉達は、その貧しい土壌故に親の骸を土と変え、やがては己も山を覆う土となる。
その、むき出しの生命力。生存を勝ち抜き、他をねじ伏せる強靱な、静寂の意志。
恐らくはあなたが夢想する「屋久杉の森」・「屋久島の自然」が、ここにある。
渓流沿いの明るい場所にさしかかると、蝉が鳴いていた。今夏、初めての蝉だ。
深い森の奥でウグイスの呼び声は谷を渡り、人の声は、私達の間抜けた会話ばかり。

仏陀杉の幹。どうせ、全部入りきらない木だらけだもん。
150分コースを折り返し、仏陀杉まで帰って来た頃、やっと「人間」に会った。
団体ツアーの方達が、賑やかに遊歩道を闊歩していたのだ。
11時半頃、駐車場に戻ったら、大型バスが数台あるし、満車じゃないか。
なんだか、夢でも見ていたようだ、こんなたくさんの人間、どこにいたのだろう…。
屋久杉の千年の夢の中にいたってのは、相当、青臭く恥ずかしいサゲだけど。



君は、世界自然遺産を見たか/紀元杉

朝4時くらいから、ゴソゴソ動き回っていた弥次に起こされる。
お早うございます、
本日は、ヤクスギランド~蛇の口滝ハイキングコースを回る予定でございます。
方角か天気のせいか、朝焼けの明星岳は見られなかったが、空気はひんやりと乾燥している。
縄文杉に向かう同宿者と小声で挨拶しながら、5時半には、忍び足で宿を後にする。

朝食を早朝登山弁当に振り替えてもらっていたので、お弁当屋で引き取り、
整備された山道へと入る。
屋久島に山越えの道はないから、早朝、山から下りてくる車はあり得ず、
対向車はないし、同方向の車さえない。
エアコンなんか不要。窓を大きく開け放って、山の空気を存分に吸い込む。
昇りきった太陽に、山の稜線がきらきら、空と同じ色になる。

縄文杉、ヤクスギランドとの分岐点を、淀川登山口方面「紀元杉」へと向かった。
先に行っておかないと、トレッキングの後は、絶対に!行きたくなくなるはずだから(笑)
山中の杉は、和歌山や京都で見かける整然とした植林地と、全く異なる。
道の端、山の斜面問わず陽の当たるところ、実生の杉が生え出で、
成長したそれは手入れも施されず雑木同然だ。
まさに、己生え(おのればえ、実生のこと)とはこのことか。
これこれ杉の子 起きなさい♪
屋久島に生える杉は樹齢千年の時を経て、初めて「屋久杉」と、固有名詞が与えられる。
このチビ杉達も「屋久杉」と呼ばれる時を、迎えうるだろうか。
この地が、何ものにも冒されない千年の揺籃でありますように。

紀元杉の天辺 根元より空を仰ぐ

分岐道から20分走った頃、数台、駐車できる程度に広がった道路端に「紀元杉」はある。
紀元杉も恐らくは縄文杉同様、材木に不向きだから伐採を免れたのか、
この地が人の手から逃れた森だったのか。
樹齢3000年(推定)を越えるこの杉は、折れたか齢に勝てずか中途で先細り、
他の植物を着床させ緑を繁らす。
自らを栄養源として投げ出しながら、それらを懐に取り込むように、
幹は捩れ、根がどっしりと地を這う。
世紀を跨り、異様な姿をさらして尚、ゆうゆうと息を継ぐこの巨木の見る夢は、
卑小な人間に理解できる形なんだろうか。

屋久島はある部分、見所は己の足で稼ぐしかないと言ってもいい。
体力が万全でなくとも屋久杉に触れたい方には、紀元杉ドライブはお薦めだ。
この山中は屋久島の大自然らしい風景で時折、
ヤクスギランドの山奥・太忠岳の巨岩「天柱岩」も見える。
しかも、ね、紀元杉はぎりぎり「世界自然遺産地域」なの。(ミーハー)
天柱岩を紀元杉近くより、臨む  そして、これが、そのズームアップ!




世界自然遺産に会いに行こう/まだ、寄り道…。

さて、一体何時になったら屋久島に上陸するんだろう。果たして上陸するんだろうか。
鹿児島南港ジェットフォイル乗船場のコインロッカーに荷物を預け、
大急ぎで桜島行きのフェリー乗り場に向かう。
2時間ばかりある鹿児島滞在時間を、どのように有効利用するか。
1. 鹿児島ラーメン(昼食時間には、早すぎた)
2. 温泉銭湯(せっかく塗りたくったUVが流れ落ちて、面倒)
3. 美術館(港から遠い上、一日遊んでしまう)
4. 水族館(港に近いが、やっぱり一日遊んでしまう)
5. 大河ドラマ(2008年は「篤姫」だった)のセットを利用した「篤姫館」(弥次が無視)

で、なんでか、一番人気のなさそう(笑)な桜島に行くことにした。
フェリーは、10分おきぐらいに就航していて、所要時間も片道15分程度。しかも100円。
この日は社会実習(なんて言うのかな?)で、中学生が操舵室にいた。
下船の時には、船員さんと一緒にタラップでお見送りもしてくれる。
いいな、羨ましいな、操舵室。この授業だけが、私が唯一賛成する教育改革だ(笑)。

 桜島山と溶岩帯
桜島の港すぐ近くの「大正溶岩原」にある遊歩道をてくてく歩く。
黒い溶岩の間から、ひょろりと松が生えている。上海の岩石庭園かSF映画のセットみたい。
私が子供なら、絶対、宇宙戦争ごっこしちゃうな。
皆様、桜島って、いつ陸続きになったかご存知?
大正時代の大噴火以来ですって!もっと大昔からだと思ってました、ワタクシ。
この遊歩道には東屋があちこちあって、工事作業員や釣り人に昼食場所として活用されている。
そのせいか遊歩道のはずなのに、単車は乗り入れるわ、軽自動車はおるわ、
軽トラまで走ってるわで、フツーに道路やん。
真っ昼間かんかん照りの下、一人で歩く私が珍奇なのか、運転手のどなた様からも熱視線だった。
いや、遊歩道ですから。

わずか30分程の桜島滞在。わずか往復30分に満たない船旅。
潮風が気持ちが良かった。
ジェットフォイル船には、甲板がない。船内もウロウロしちゃいけない。
だから桜島に寄って、小さくても船旅がしたかった、風と潮の匂いを感じたかった。
因みに弥次は、桜島マグマ温泉(ナイスネーミングな国民宿舎)へと別行動。
ナイスビューな鉄泉で大層よかったらしいが、温もり湯のおかげでこれまた大汗…..。

さて、トッピー乗船前に昼食でも、とラーメン屋さんに入ったのが大失敗。
鹿児島なのに福岡ラーメンだね、憎まれ口を叩きながら、ラーメン遅いぃと、時計を見る。
12時55分。トッピーって13時10分発でしょ?!13時半発やろ?と弥次。
えぇ?そうだっけぇ?!行程表を確認…………、10分発。
店員さんに叫ぶ。船の時間、間違えてたの、食べる時間ない!
(間違えてたのは、弥次。私は、現在時間を把握していなかっただけ。どっちが悪い?)
店員さんの手元には、湯気の立つラーメン鉢がぁ!お金払いますぅT.T
お金はいいから急いで下さい、だって!なんて、親切なんだろう(感涙)。
店中の注目を浴びながら、走り出る私達……。
食事どころか、座席券に変える時間さえギリギリやん。(で、窮屈な席しか残ってなかった。)

鹿児島南港の商業施設ドルフィンポート内「九州筑豊ラーメン 山小屋」です。
お願い。どなたか食べに行って、御礼方々この弥次喜多の分もお支払い下さい。


世界遺産に会いに行こう/やっと出発

国内線であっても久しぶりの飛行機は、7時10分伊丹発のANA。
平日の早朝、始発バスも電車も想像以上に乗客が多く、皆、お仕事人のようだ。
ごめんなさ~い私、今日から旅に出ま~す♪♪世界自然遺産の屋久島なの~♪♪♪
梅雨も明けたし、屋久島で青い海を見て、昼間っからビールと島酒、飲んで来ま~す!

機内は満席だったが、名物スープを頂く内に予定通り8時20分鹿児島空港着。
私達は屋久島行きのボンバル機ではなく、港へと向かうべく鹿児島市内行きのバスへと乗り換える。
このリムジンバスは1200円もするのに、なんと港への乗り入れがない。
港までは、リムジンバス停から15分近く、徒歩かタクシーしかないという不親切な不便さ。
市内素通りは許さんでごわす、てか?料金追加でいいから港まで乗り入れして下さい。
暑い。梅雨明けした南国の日差しに、肌の焦げる音がする。
熱せられたアスファルトの温気が、足元から這い登り纏い付く。
港近くの氷屋さんでは、コンテナ用に需要が多いのだろうか、男性が5人も働いていた。
店先ではかき氷も商っているらしいが、まだ準備中で、食べられず残念。

鹿児島南港と桜島と高速船。実は....。
ジェットフォイル船トッピー」は、13時10分に鹿児島南港を出発。
進行方向右手に桜島と、天気がよければ薩摩冨士の開聞岳が見えるはず。
左手には、ずんずんずんずんといつまでも佐多岬が見えている。
なんだかいつまで経っても、錦江湾内なんだな~。
船内のTVは電波が安定しないのか、ひっきりなしにチャンネルが変わる。
たかが1時間45分間、京阪電車のテレビ同様(笑)、不要だと私は思うけど。
屋久島環境保全のレクチャービデオだけでいい。興味深いし役にたつ。
HOW TO 屋久島野外音入れとか、ね。飛行機でもこのビデオ、流すのかな。

居眠りからふと目覚めると、キラキラと陽光を跳ね返す明るい海に、種子島が平らかに横たわっていた。
さらにその先、俄にかき曇り、渦巻く雲をずっぽり纏った峨々たる山容がそびえている。
う~ん…、あれが屋久島かぁ…..。なんだか暗くて、不吉じゃないか(笑)

さて、屋久島上陸前にちょっと寄り道しますが、その前に。
果たして、上陸するのか?!

白谷雲水峡で、ヤクシカ。



世界自然遺産に会いにいこう。準備編(笑)

  西部林道・大パノラマ。

本当は、上高地に行きたかった。
上高地と白神山地、そして屋久島は、かねて憧れの大自然だ。(ミーハー)
ところが、思い立つのが遅いから信州方面は、希望の温泉地がどこも満杯。
夏休みだしね~、しかも信州の宿は、思いの外、高いんだ….。
う~….、熊本に用があるし、阿蘇山麓を再横断もいいかな~……。
一人旅(したかった)のつもりだったのに、旅の相棒・弥次公が屋久島なら行くと言い出した。
体力のある内に、車では行けない所に行っておきたいんだと。

弥次も行きたかったなんて初耳だけど、ま、旅行会社に軽く(笑)聞いてみましょ。
希望日はすでに満杯。私、常々思うんですが、こうなると意地になりません?
ちょっと聞いてみてぇ….、のつもりが、一挙に、何が何でも屋久島・モードだ。
日程も宿泊先もあれこれ当たってもらい、気付けば申し込まざるを得ない状況になっている(笑)

申し込んだ後の冷静さで調べると、屋久島の梅雨明けは例年7月中旬頃。
それでなくても雨降りの島なのに、終い梅雨のドカ雨に遭遇する時季?!。
えぇっ?!トレッキングシューズって、「登山」靴のこと!?
トレッキングって、ハイキングにケが生えた程度かと思ってた……。
雨が多いからジーパン不可、レインスーツ必携とある。百均のやったらあかんのん?
しかも介護ボケしたこの体。
本当なら大台ヶ原(近畿三県に跨る、有数の雨処)で足慣らし、といきたいけど、
到底、その時間的余裕がない。

行くぞ!屋久島!!体力果てても、会うぞ!縄文杉に!!
んで、とりあえず通勤時の自宅~駅間を歩くことにした。
バカにしたらアカンよ。
往路20分(下りと平坦な道だから、小走りで。但し、駅前が心臓破りの坂)。
復路30~40分(逆にダラダラ登りになるし、遅刻の緊張もないし)。
これを、ミュール(ツッカケちゃうで)で歩くのだ。筋肉もちょっとは使うって。
おまけにこの蒸し暑さ、会社に着いたら汗でスッピンに逆戻り!の過酷さぞ!!

             屋久島で一番最初に出会ったお猿
                 猿ののじゃないよ。








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