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ヤクスギランド/世界遺産に会いに行こう

透明な水が流れるほとり。倒木がいっぱい!
点々と白い花が落ちていた。見回しても、どの樹に咲いているのか分からない。
出口近く、川を見下ろしたとき、花をつけた樹を一本だけ見つけたが、名前は知らない。


今回、あえて(と、言わせてもらう)「縄文杉トレッキング」は行わなかった。
全行程10時間を歩き続けるということが、私には想像できない。
体力的にくじけたら「縄文杉しか行けなかった~」に、なりかねないじゃないか。
それでも迷っていたが、ゴールデンウィーク時の写真を見たら、きっぱり諦めがついた。
繁華街かよ。時期的にも、ここまでの人出はないにせよ・・・・・。

屋久島が、世界自然遺産に選ばれた理由「広範な気候風土と固有の動植物を有する」
ならば、その広範な気候風土が見たい、と私は思ったのだ。
その一つが「ヤクスギランド」。
このチンケなテーマパークばりの名前に、努々、騙されてはいけない。

朝8時前、駐車場には車一台なかった。売店も受付にも、人の気配はない。
環境保全協力金プラスお手洗清掃金を箱に落とし、土の湿気た匂いが漂う中、出発!
団体旅行の観光コースに組み込まれるだけあって、石畳みの遊歩道は歩きやすい。
渓流を、時に跨ぐ道中は明るく開け、揺れる吊り橋もご愛敬だ。
遊歩道を設置出来ない箇所は、岩や木の根の上に木橋をかけてあり、アップダウンもない。
だけど鼻唄気分は、30分・50分コースまで。
80分・150分(私達はこれ)コースは、50分コースと別れを告げた途端、正統山道となる..。

江戸時代に伐採の手が入ったこの森の杉は、私が知っていた今までのそれとは全く違う。
垂直に天を目ざして高さを競い、下生えを許さず、空間を占拠する植林地とは違うのだ。
奇っ怪なオブジェのようにねじくれた杉の大木、何とも解らない絡み合う木々、
みっしりと岩肌を覆う苔、杉の若木を押しのけ、生い茂る下生えの羊歯。
この地では、杉は生存競争において、優遇された勝者ではないのだ。

屋久島は花崗岩の島だ。
あの巨木達を支える土壌は、実は、岩の表面を覆っているだけにすぎないらしい。
巨木故に、その体躯を支えられず倒れ伏し、やがて、苔に覆われ実生の木が芽吹く。
伐採された切り株は朽ちることなく、新しい命の寝台とも栄養源ともなる。
屋久杉達は、その貧しい土壌故に親の骸を土と変え、やがては己も山を覆う土となる。
その、むき出しの生命力。生存を勝ち抜き、他をねじ伏せる強靱な、静寂の意志。
恐らくはあなたが夢想する「屋久杉の森」・「屋久島の自然」が、ここにある。
渓流沿いの明るい場所にさしかかると、蝉が鳴いていた。今夏、初めての蝉だ。
深い森の奥でウグイスの呼び声は谷を渡り、人の声は、私達の間抜けた会話ばかり。

仏陀杉の幹。どうせ、全部入りきらない木だらけだもん。
150分コースを折り返し、仏陀杉まで帰って来た頃、やっと「人間」に会った。
団体ツアーの方達が、賑やかに遊歩道を闊歩していたのだ。
11時半頃、駐車場に戻ったら、大型バスが数台あるし、満車じゃないか。
なんだか、夢でも見ていたようだ、こんなたくさんの人間、どこにいたのだろう…。
屋久杉の千年の夢の中にいたってのは、相当、青臭く恥ずかしいサゲだけど。



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役に立たないお屋久立ち・登山弁当編

屋久島は、トレッキングは当然、何故かダイビングにしても早朝行動が鍵。
島がまだ目覚める前に、ハタラキモノの観光客達は行動を開始します。
家族経営の小さな民宿は、あなたの早朝出立を見送ってはくれません(笑)
朝から山に入るのに、朝食・昼食はどーなるのよー!(山に、店なんかありゃしません)

大丈夫って。
24時間営業の店こそありませんが、早朝から予約販売するお弁当屋さんが数軒あります。
営業時間はお店によって異なりますが、昼過ぎには終了すると思って下さい。
味の比較は未調査ですが、おかずもボリュームもそっくりなのがあるみたい(笑)
予約さえしたら、昼食用のお弁当を早朝に受け取ることも可能ですし、
お昼のメニューは、お店の個性が楽しめるようです。(今回は、未経験。)
大きい宿なら朝食分で、特製のお弁当を作ってくれるでしょうし、
民宿も、それぞれ契約している店があるようです。
モチロン、宿の朝食は無しにして、自分でお弁当屋さんに予約してもよいのです。
予約じゃないと買えないのか? 運に寄りけり、でしょう……….。
私達が行ったお店は、私達のが最後で、もう店じまいを始めてましたから、
やっぱりきっぱり、基本形は予約必須だと思います。
食べ物を持たずに、山に入る度胸と根性はないので、私なら予約するなぁ…。

繰り返しますが、コンビニはあっても早朝・24時間営業の店はありませんので
弁当屋以外で用意するのなら、前日に購入しておかなければなりません。
早朝弁当屋は、登山基地となる安房・宮之浦でしか見かけませんでした。
途上、売店もあるけれどお弁当はないし、開店してないこともあります。
飲料水は、登山口に自販機がありますが、トーゼン、山中にはありません。
だけど、山の水は、美味しいよ^-^(水場じゃなくても、OK。)

畏れ多くも紀元杉のお膝元で、朝ご飯弁当を頂きました。
500円の朝食分のお弁当...。
焼き塩鯖、卵焼き、ツキアゲ、小学校の修学旅行以来かもしれない赤いウインナー。
紀元杉の向かい側、「紀元命水」という実に有り難い湧水がお茶替わり。
2008年7月現在。



君は、世界自然遺産を見たか/紀元杉

朝4時くらいから、ゴソゴソ動き回っていた弥次に起こされる。
お早うございます、
本日は、ヤクスギランド~蛇の口滝ハイキングコースを回る予定でございます。
方角か天気のせいか、朝焼けの明星岳は見られなかったが、空気はひんやりと乾燥している。
縄文杉に向かう同宿者と小声で挨拶しながら、5時半には、忍び足で宿を後にする。

朝食を早朝登山弁当に振り替えてもらっていたので、お弁当屋で引き取り、
整備された山道へと入る。
屋久島に山越えの道はないから、早朝、山から下りてくる車はあり得ず、
対向車はないし、同方向の車さえない。
エアコンなんか不要。窓を大きく開け放って、山の空気を存分に吸い込む。
昇りきった太陽に、山の稜線がきらきら、空と同じ色になる。

縄文杉、ヤクスギランドとの分岐点を、淀川登山口方面「紀元杉」へと向かった。
先に行っておかないと、トレッキングの後は、絶対に!行きたくなくなるはずだから(笑)
山中の杉は、和歌山や京都で見かける整然とした植林地と、全く異なる。
道の端、山の斜面問わず陽の当たるところ、実生の杉が生え出で、
成長したそれは手入れも施されず雑木同然だ。
まさに、己生え(おのればえ、実生のこと)とはこのことか。
これこれ杉の子 起きなさい♪
屋久島に生える杉は樹齢千年の時を経て、初めて「屋久杉」と、固有名詞が与えられる。
このチビ杉達も「屋久杉」と呼ばれる時を、迎えうるだろうか。
この地が、何ものにも冒されない千年の揺籃でありますように。

紀元杉の天辺 根元より空を仰ぐ

分岐道から20分走った頃、数台、駐車できる程度に広がった道路端に「紀元杉」はある。
紀元杉も恐らくは縄文杉同様、材木に不向きだから伐採を免れたのか、
この地が人の手から逃れた森だったのか。
樹齢3000年(推定)を越えるこの杉は、折れたか齢に勝てずか中途で先細り、
他の植物を着床させ緑を繁らす。
自らを栄養源として投げ出しながら、それらを懐に取り込むように、
幹は捩れ、根がどっしりと地を這う。
世紀を跨り、異様な姿をさらして尚、ゆうゆうと息を継ぐこの巨木の見る夢は、
卑小な人間に理解できる形なんだろうか。

屋久島はある部分、見所は己の足で稼ぐしかないと言ってもいい。
体力が万全でなくとも屋久杉に触れたい方には、紀元杉ドライブはお薦めだ。
この山中は屋久島の大自然らしい風景で時折、
ヤクスギランドの山奥・太忠岳の巨岩「天柱岩」も見える。
しかも、ね、紀元杉はぎりぎり「世界自然遺産地域」なの。(ミーハー)
天柱岩を紀元杉近くより、臨む  そして、これが、そのズームアップ!




民宿いっぱち/世界自然遺産に会いに行こう

さて、安房(あんぼう)のスーパーで、ビールに焼酎、めぼしいご当地物やらを探しながら、
本日の宿に向かう頃には、結構、連絡した時間を押してしまった。
案の定、道に迷って捜したし。(しかも同じ道を)
一泊予定の民宿いっぱち」は、まだ新しさの残る平屋建てで、
お掃除が行き届き気持ちがよかった。
いかにも、目配りの利く範囲だけで賄っています、という良心的な家族経営の民宿
食事のアレルギーや好き嫌いにも、真剣・丁寧に対処して下さったし、
小さいながらバリアフリー仕様なのだ。
需要はもちろん、奥様が以前、介護関係のお仕事をされていたからもあるのだろう。

部屋の大きな窓からは、ウッドテラスに下がったすだれ越しに明星岳がそびえている。香炉峰の雪は如何に。電線、じゃま..。 
だから、いっぱちに決めたのだ。このテラスで、ビールを飲んだら旨さ最高!
泊まったお部屋を外から。南国でしょ。
と、楽しみにしていたのに風呂上がりの頃には、もう山は暗かった….。
周囲は、畑というか元畑というか空き地というかに囲まれ、道路沿いでも実に静か。
住宅地からちょっと横に入ると、あっという間に野太い自然に凌駕される世界なのだ。
そんな風にポツンとある宿だから、野性動物も、夕食時にエサを狙ってやってくる。
クリーム色の猫は、途方もなくデカかった。
人懐っこいし、よく肥えているけど実態はノラさん。
宿のアイドル「社長」君も懐っこくってかわいいのだけど、しっかり躾けられ、
宿部分には踏み込まないし、気配も感じられない。(私は捜して、遊ばせてもらった。)
動物好きはモチロン、動物嫌いでも楽しい民宿だ。

今回の旅行は、夕食無しの予約。
一度くらいは島の定番料理を食べておこうと、いっぱちでだけ夕食付きにした。
お目々が可愛いトッピー(トビウオ)は、脂っ気も臭みもなく、魚嫌いには嬉しい美味しさ。
ご主人のお友達がお魚関係(漁師さんだったか?忘れた)で、新鮮さは折り紙付き。
クツ海老は和歌山にもあるが、初めて食べた。見た目以上に濃厚な風味。
豚の軟骨煮も、アオサのおつゆも、厚揚げも、ツキアゲ(島名物。トビウオのすり身天ぷら)も、
野菜サラダも、ご飯だっても、それぞれに豊かな味で美味しかった。
お湯割り焼酎の、口当たりのなんとなめらかなこと。
水が良いって、美味しい。
どんな調味料でも作れない、細胞に染み渡る美味になる。
この日、私は島の「美しい」味をとことん味わえた。
※刺身も苦手なので、厚揚げにしてもらったのだが、これがもう!うま~い!!


屋久島民宿いっぱち」のHPは、コチラ。






[ 2009/06/27 ]   屋久島・お宿 | TB(0) | CM(0)

役に立たないお屋久立ち・道路事情&山岳保険編

島の公的交通機関はバス。本数は少なく料金は高いです。
機動力は、レンタルの車かバイクが一番かと思います。
……………………、もちろん、マウンテンバイクって手もありますが。

レンタカー屋は複数ありますが、ネット見積もり・予約の店舗から埋まっていきます。
料金的にはガイドブック割引き、乗り捨て無料、時間の細分化、低料金車の総台数等々、
大抵は、それなりに似た価格帯に納まる気がしました。
私達は弥次のお陰様で、誕生月割引きのレンタカー屋さんにお願いしました。
メイン道路の県道は島を一周し、縦横の道がない(島の中央部は山山山山ですから)ので、
迷いようがない、ですが。
案内標識が少なく、お店はもちろん名所ですら県道から一歩横道に入ると、
間違いなく迷います!!
でも、県道を外れると圏外なので、ナビは不要だとレンタカー屋さんは仰っていました。
有料でナビを借りる場合(軽自動車には標準装備されてない場合も)は、ご参考に。
因みに少人数なら、山道での馬力は利きませんが、軽自動車が小回り利いて無難かも。
ほら、燃費いいしね。(2008年7月、燃料高騰で、島では遂に200円突破!って頃。)

島を一周するなら、反時計回り(安房→宮之浦→永田)で、と教わりました。
西部林道(世界遺産地域)の道幅が狭いため、バスとすれ違う際に
不慣れな島外車の転落事故があるためだそうです。
ですが、道路整備は時計回り(宮之浦→安房→尾之間)に、されている気がします。
逆に廻ると、標識や看板に気が付かない、なんてことも。
忠告通り西部林道を反時計回りで行くと、確かに山側を走ることになるので、
転落こそしませんが、対向車のため、しょっちゅう!待機やバックをしなくちゃいけない。
「わ№」は、必死なのか、会釈さえもしてくれないし(笑)
本土でもっと、酷道の練習しようね。
和歌山の山間道に馴染めば、西部林道なんか恐くない!
西部林道。狭いかなぁ.....
狭いかなぁ......、でもCAUTION!
暑いよぉ...........
こういうのがいっぱい道にいるかね。

宮之浦にある観光センターで加入する山岳保険は、一人一口1000円から。
登山による事故のみ、2泊3日分をカバーします。(2008年7月現在)
旅行自体は4泊5日、トレッキングは最初の2日間に予定していたのでこれで充分でした。
国内では、旅行保険に入らない私達のお守り代わりってことで。
(2009年現在では、3泊4日、1500円になったのかな?)


世界自然遺産に会いに行こう/やっと上陸

逃げるヤクシカ


高速艇は揺れもなく、14時55分、屋久島宮之浦港に到着。屋久島随一の港町だ。
タラップを降りると、ずらりとツアーや宿泊先、レンタカー屋のお迎えが並び、面映ゆい(笑)
私が予約したレンタカー屋さんも、名前入りプラカードを掲げて待っていて下さった。
車の受取と同時に、島の道路事情や走り方を、丁寧にレクチャーしてくれる。
島の上空に渦巻く不吉な黒雲からは、やっぱり大粒の雨が落ちてきた。
今日は、久しぶりの雨なのだそうだ。
雨降りの日がないと屋久島の美しさも本当も解らないと、レンタカー屋のお姉さんは言う。
屋久島を、じっくりと楽しんで、好きになって下さい。
銀色キャロルに乗り込んだ私たちを送り出してくれた彼女は、
南国の優しいアクセントだけど、テキパキとしたキャリアウーマンだ。

到着早々、宮之浦での用事は、観光協会で山岳保険(後述)に加入すること、
予約済み登山用品を受け取ること。
その後は、一路、本日の宿泊地「安房(あんぼう)」に向かう心づもりが、
鹿児島でラーメンを食べ損ねた弥次が、腹が減ったと言い出した。
15時半。島の飲食店は南欧風に昼・夜二部制で、まさにシェスタタイムだ(笑)
も~お( ̄・・ ̄)=3、18時過ぎにはお夕飯だから、我慢したら?お店、開いてないよ。
私としちゃ早く宿に入って、風呂上がりにビールビールの気分なのにぃ…..。
間食もせず(パンは間食のうちにも入らない)一つの食事に、全霊を込める弥次公は聞かない。
唯一、開いていたお好み焼き屋「」に飛び込んだが、
鉄板の火入れからで、こりゃ時間がかかるぞ。
トレッキングシューズのサイズ合わせが必要な私だけが、登山用品店へ行くことにした。
と、ぱらぱら雨だったのが、突如、大粒のどしゃぶり~!
ワイパーを動かしたところで、風景が霞むほどの水煙だ。
ちょうど下校時間だった小学生たちは慣れているのか、
ゆうゆうとずぶ濡れで、動じる風もなかった。

ところで、屋久島の初お外ご飯「」の大阪風お好み焼きは、大阪でも引けをとらない、
いやいや、大阪でも滅多に味わえないほど美味しかったらしい。
水が良い、素材の良さに応えるお好み焼きって、初めてかも。
持ち帰りにしたタコ焼きは、マヨネーズをさっ引いても濃厚過ぎた。
タコ焼きなんてものは、卵も粉もうんとケチって、だから美味しくなると私は思っている。
」のタコ焼きは、材料が良すぎて、善良に贅沢すぎるのだ。
もしかしたら、ご当地甘口醤油が合うじゃないかと、今、思いついた。
これも宿題やなぁ。(でね、雨が降ったし、私はお店で食べてないからの写真はないの)



役に立たないお屋久立ち・有意義なStay The 鹿児島

鹿児島行きの船と鹿児島港
港でしか座席券引き替えが出来ないのは、港に長時間拘束し、
ドルフィンポートで散財させる算段かと邪推中。


鹿児島市内行きリムジンバスはびみょ~に意地悪(笑)だけれど、便数は結構あるので、
待ち時間のロスを入れても、所要時間はほぼ60分~80分。
鹿児島市内到着~高速船出発まで、ほぼ2時間程度の空き時間が生じるハズです。
あなたが鹿児島初体験なら、しかも九州在外者なら、滅多には来られないトコロ!
欲が出る持ち時間でしょう!!

欲張らずにドルフィンポートで食事して、お土産物屋さんをひやかして下さい(笑)
時間のかかる食事処が多かったようなので、たっぷり時間は埋まります、はずです。
乗船場にはキオスク様の売店2つと食堂が有り、お弁当販売もありますが早めの購入を。
出遅れた私達は、売れ残りのサンドイッチを掻っ攫うように購入。
船と言えばビール(そうか?)、売ってたかしら?
船酔いしそうな気もして、あえて捜しませんでした。
市内のデパ地下でお弁当を捜せば、ご当地物もあっていいかもしれません。
サンドイッチの値段は?? 300円くらい???
濃厚なお味の具材がボリュームいっぱい、満腹になったのを憶えています。


Forza!.jpg
@桜島のフェリーターミナル。
遠藤保仁選手(ガンバ大阪のMF)への応援横断幕がたくさん掛かっていた。
2008年7月、彼はオリンピック代表から、外されたんだっけ……。

世界自然遺産に会いに行こう/まだ、寄り道…。

さて、一体何時になったら屋久島に上陸するんだろう。果たして上陸するんだろうか。
鹿児島南港ジェットフォイル乗船場のコインロッカーに荷物を預け、
大急ぎで桜島行きのフェリー乗り場に向かう。
2時間ばかりある鹿児島滞在時間を、どのように有効利用するか。
1. 鹿児島ラーメン(昼食時間には、早すぎた)
2. 温泉銭湯(せっかく塗りたくったUVが流れ落ちて、面倒)
3. 美術館(港から遠い上、一日遊んでしまう)
4. 水族館(港に近いが、やっぱり一日遊んでしまう)
5. 大河ドラマ(2008年は「篤姫」だった)のセットを利用した「篤姫館」(弥次が無視)

で、なんでか、一番人気のなさそう(笑)な桜島に行くことにした。
フェリーは、10分おきぐらいに就航していて、所要時間も片道15分程度。しかも100円。
この日は社会実習(なんて言うのかな?)で、中学生が操舵室にいた。
下船の時には、船員さんと一緒にタラップでお見送りもしてくれる。
いいな、羨ましいな、操舵室。この授業だけが、私が唯一賛成する教育改革だ(笑)。

 桜島山と溶岩帯
桜島の港すぐ近くの「大正溶岩原」にある遊歩道をてくてく歩く。
黒い溶岩の間から、ひょろりと松が生えている。上海の岩石庭園かSF映画のセットみたい。
私が子供なら、絶対、宇宙戦争ごっこしちゃうな。
皆様、桜島って、いつ陸続きになったかご存知?
大正時代の大噴火以来ですって!もっと大昔からだと思ってました、ワタクシ。
この遊歩道には東屋があちこちあって、工事作業員や釣り人に昼食場所として活用されている。
そのせいか遊歩道のはずなのに、単車は乗り入れるわ、軽自動車はおるわ、
軽トラまで走ってるわで、フツーに道路やん。
真っ昼間かんかん照りの下、一人で歩く私が珍奇なのか、運転手のどなた様からも熱視線だった。
いや、遊歩道ですから。

わずか30分程の桜島滞在。わずか往復30分に満たない船旅。
潮風が気持ちが良かった。
ジェットフォイル船には、甲板がない。船内もウロウロしちゃいけない。
だから桜島に寄って、小さくても船旅がしたかった、風と潮の匂いを感じたかった。
因みに弥次は、桜島マグマ温泉(ナイスネーミングな国民宿舎)へと別行動。
ナイスビューな鉄泉で大層よかったらしいが、温もり湯のおかげでこれまた大汗…..。

さて、トッピー乗船前に昼食でも、とラーメン屋さんに入ったのが大失敗。
鹿児島なのに福岡ラーメンだね、憎まれ口を叩きながら、ラーメン遅いぃと、時計を見る。
12時55分。トッピーって13時10分発でしょ?!13時半発やろ?と弥次。
えぇ?そうだっけぇ?!行程表を確認…………、10分発。
店員さんに叫ぶ。船の時間、間違えてたの、食べる時間ない!
(間違えてたのは、弥次。私は、現在時間を把握していなかっただけ。どっちが悪い?)
店員さんの手元には、湯気の立つラーメン鉢がぁ!お金払いますぅT.T
お金はいいから急いで下さい、だって!なんて、親切なんだろう(感涙)。
店中の注目を浴びながら、走り出る私達……。
食事どころか、座席券に変える時間さえギリギリやん。(で、窮屈な席しか残ってなかった。)

鹿児島南港の商業施設ドルフィンポート内「九州筑豊ラーメン 山小屋」です。
お願い。どなたか食べに行って、御礼方々この弥次喜多の分もお支払い下さい。


役に立たないお屋久立ち・トッピー編

もう数年前のことになるけれど、鹿児島~屋久島(あるいは種子島)を結ぶ高速船は、
独占企業だった鹿児島商船㈱のトッピーにコスモライン㈱のロケットが
低価格で殴り込みをかけて、全国ニュースにもなった。
あおりを食ったのが、島の生活物資輸送船でもあるフェリー屋久島2。
島のあちこちで、航路廃止反対の看板を見かけた。何だかな~…。

潮風に当たれなくても船旅は、せめて窓際で気分を出したいもの。
その窓際座席確保のためには、
①予約券→乗船券(予約した場合のみ) ②乗船券→座席指定券と、交換していきますが
②は乗船1時間前からしか受付しません。
乗船券は、天文館バス停前(リムジンバス降り場)でも購入できますが、座席指定は不可。
よって、好みの座席が欲しければ、観光客として貴重な1時間を、
フェリーターミナル窓口で拘束されることになります。
なぜ、乗船券(予約券)購入時に座席指定が出来ないのか?
なぜ、港でしか出来ないのか??
多分、オンラインじゃないから……..?
窓口係員が、手作業で座席表を埋めていく丁寧さ。シンジラレナイ……..。
私としては、二階後方に席を取った方が、視界が広がって好き。
隅っこ好きな方は、目の前がTVや壁という窮屈な席もあります。
(時間ギリギリで席がなく、往路はここになった…)
以上、トッピー情報でした。(今回、ロケットは利用していないので)

安房の港とトッピー

余談ですが、空港~鹿児島市内行きリムジンの所要時間は、ほぼ1時間。
鹿児島市内リムジンバス停~港までは、市内バスが間近まで行くようですが、
フェリー・ターミナルまでは行きません。なんだかな~…….、なんでかな~…………。

                               (2008年7月現在情報)
                 因みに、フェリー屋久島2は健在で、ランチ付きチケットもあるようだ。
                       のんびりと気持ち良さそうで、そそられます、私。




世界遺産に会いに行こう/やっと出発

国内線であっても久しぶりの飛行機は、7時10分伊丹発のANA。
平日の早朝、始発バスも電車も想像以上に乗客が多く、皆、お仕事人のようだ。
ごめんなさ~い私、今日から旅に出ま~す♪♪世界自然遺産の屋久島なの~♪♪♪
梅雨も明けたし、屋久島で青い海を見て、昼間っからビールと島酒、飲んで来ま~す!

機内は満席だったが、名物スープを頂く内に予定通り8時20分鹿児島空港着。
私達は屋久島行きのボンバル機ではなく、港へと向かうべく鹿児島市内行きのバスへと乗り換える。
このリムジンバスは1200円もするのに、なんと港への乗り入れがない。
港までは、リムジンバス停から15分近く、徒歩かタクシーしかないという不親切な不便さ。
市内素通りは許さんでごわす、てか?料金追加でいいから港まで乗り入れして下さい。
暑い。梅雨明けした南国の日差しに、肌の焦げる音がする。
熱せられたアスファルトの温気が、足元から這い登り纏い付く。
港近くの氷屋さんでは、コンテナ用に需要が多いのだろうか、男性が5人も働いていた。
店先ではかき氷も商っているらしいが、まだ準備中で、食べられず残念。

鹿児島南港と桜島と高速船。実は....。
ジェットフォイル船トッピー」は、13時10分に鹿児島南港を出発。
進行方向右手に桜島と、天気がよければ薩摩冨士の開聞岳が見えるはず。
左手には、ずんずんずんずんといつまでも佐多岬が見えている。
なんだかいつまで経っても、錦江湾内なんだな~。
船内のTVは電波が安定しないのか、ひっきりなしにチャンネルが変わる。
たかが1時間45分間、京阪電車のテレビ同様(笑)、不要だと私は思うけど。
屋久島環境保全のレクチャービデオだけでいい。興味深いし役にたつ。
HOW TO 屋久島野外音入れとか、ね。飛行機でもこのビデオ、流すのかな。

居眠りからふと目覚めると、キラキラと陽光を跳ね返す明るい海に、種子島が平らかに横たわっていた。
さらにその先、俄にかき曇り、渦巻く雲をずっぽり纏った峨々たる山容がそびえている。
う~ん…、あれが屋久島かぁ…..。なんだか暗くて、不吉じゃないか(笑)

さて、屋久島上陸前にちょっと寄り道しますが、その前に。
果たして、上陸するのか?!

白谷雲水峡で、ヤクシカ。



屋久に立たないお役立ち・装備編


※暑い季節照準です。
滞在中、トレッキングは一回こっきり、てな方なら別だけど、
あそこにもここにも行きたい(>猫又のの)のであれば、揃えた方が宜しいかと。
① トレッキングシューズが楽。濡れない、滑らない。(虫が多いので、私はスポーツサンダルも恐い)
② 汗や雨で動きづらくなるので、ジーパンは不向き。
  せいぜいジャージかスポーツ用の速乾パンツ(短パンは、虫や草に襲われて平気な方のみ)。
③ 百均のレインスーツは、枝にひっかけて破く可能性大。使わなかったので、機能的には未知数。

屋久島にはレンタルする登山用品店があるし、装備を惜しまない方が
体力の無駄遣いをせずに済むと実感しました。
あなたが、日頃からそういうスポーツに馴染んでいるか、身軽な子供か、
体力だけは持て余している若い男性じゃない限り。
 ※ 因みに、私はネット予約ができる登山用品店で、靴、レインスーツ、ザックカバーをお願いした。
速乾Tシャツにユニクロの速乾パンツ。シーズン的に七分丈しかなかったのが、無念。
(登山用ハイソックスで、露出部分はなし)

もちろん短パンにスポーツサンダル(素足)の方も多かったです、特に男性。
日焼けも恐いけど、何と言ってもあれほどの大自然、虫は当然、多いです。
「高野聖(泉鏡花)」を持ち出すまでもなく、当然、雨の多い山ともなると….。
あたしゃ、「ヤマビルファイター」のお蔭かどうか、遭遇しませんでしたけどね、
だけど、手足をむき出しにして歩く勇気は、ないっす。
登山用品店のお兄さんは「血を吸われるだけで、大丈夫さ~」と軽く、仰ってましたけどね。
いますよ、蛭。

       
              ヤクスギランドで遭遇したデカカエル
             ヤクスギランドで出会った巨大カエル。15㎝は、あった。
   その後、1.5㎝のミニミニカエルにも遭遇したが、小さすぎてどこに写ってるかわかんない。

世界自然遺産に会いにいこう。準備編(笑)

  西部林道・大パノラマ。

本当は、上高地に行きたかった。
上高地と白神山地、そして屋久島は、かねて憧れの大自然だ。(ミーハー)
ところが、思い立つのが遅いから信州方面は、希望の温泉地がどこも満杯。
夏休みだしね~、しかも信州の宿は、思いの外、高いんだ….。
う~….、熊本に用があるし、阿蘇山麓を再横断もいいかな~……。
一人旅(したかった)のつもりだったのに、旅の相棒・弥次公が屋久島なら行くと言い出した。
体力のある内に、車では行けない所に行っておきたいんだと。

弥次も行きたかったなんて初耳だけど、ま、旅行会社に軽く(笑)聞いてみましょ。
希望日はすでに満杯。私、常々思うんですが、こうなると意地になりません?
ちょっと聞いてみてぇ….、のつもりが、一挙に、何が何でも屋久島・モードだ。
日程も宿泊先もあれこれ当たってもらい、気付けば申し込まざるを得ない状況になっている(笑)

申し込んだ後の冷静さで調べると、屋久島の梅雨明けは例年7月中旬頃。
それでなくても雨降りの島なのに、終い梅雨のドカ雨に遭遇する時季?!。
えぇっ?!トレッキングシューズって、「登山」靴のこと!?
トレッキングって、ハイキングにケが生えた程度かと思ってた……。
雨が多いからジーパン不可、レインスーツ必携とある。百均のやったらあかんのん?
しかも介護ボケしたこの体。
本当なら大台ヶ原(近畿三県に跨る、有数の雨処)で足慣らし、といきたいけど、
到底、その時間的余裕がない。

行くぞ!屋久島!!体力果てても、会うぞ!縄文杉に!!
んで、とりあえず通勤時の自宅~駅間を歩くことにした。
バカにしたらアカンよ。
往路20分(下りと平坦な道だから、小走りで。但し、駅前が心臓破りの坂)。
復路30~40分(逆にダラダラ登りになるし、遅刻の緊張もないし)。
これを、ミュール(ツッカケちゃうで)で歩くのだ。筋肉もちょっとは使うって。
おまけにこの蒸し暑さ、会社に着いたら汗でスッピンに逆戻り!の過酷さぞ!!

             屋久島で一番最初に出会ったお猿
                 猿ののじゃないよ。

世界遺産に会いに行こう/ご挨拶。

ヤクスギランドの清流。


日本の陸地では46年ぶりという皆既日食を、
トカラ列島、奄美(一部)、種子島、そして、自然世界遺産の島「屋久島」で観察できる。
去年のその同じ時期、私は屋久島で早い夏休みを過ごしたのだっけ。
モッチョム岳登山や蛇の口滝再挑戦と宿題を残し、私は、今年も再訪する気満々だった。
2009年7月22日、この絶好の天体ショーを、それでもあえて諦めることとする。
手配を思い立った頃には、受け入れ体制を遙かに超える観光客が押し寄せる様相で、
入島制限を設ける島々も出て来た。
尤もな判断だと、私も大いに納得し、その英断に感謝すらする。
けれど、ぎらつきだした大阪の太陽に、島のあの透明な日差しが懐かしく思い出される。
別ブログに時たま載せていた屋久島旅行記をまとめ直し、せめて脳内でまた、旅がしたい。
あの、滴る緑、濃厚な空気を懐かしみたい。

旅行自体は、2008年7月中旬頃。
 1. 値段も含め情報らしき物は、古いとお含み置き下さい。
 2. 同旅行の記事をお捜しであれば、カテゴリー「サイトマップ」をご一読下さい。



[ 2009/06/16 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

はじめに。

   猫又親分ちゃん。


初めまして。「猫又のの」と申します。
旅行をするのも好きですが、紀行文を読むのも好きでした。
犬が星みた」(武田百合子氏 中公文庫)の、あの印象の鮮烈さに、
改めて、紀行文を読む旅の面白さを満喫したのです。

だから、と、開き直ってしまいますが、猫又的五十三次は、
ネット故に価値ある「情報性」に著しく欠けております。
元々、所要時間や距離、料金(※)に疎いものですから、
思い込みや曖昧さに満ちておりますことを、真っ先に言い訳させて頂きます。
※ 大らかなのでも大ざっぱなのでもなく、ケチケチしている割には、
  度量衡が不得手というか、数字を憶えないというか….。

また、別ブログの「週刊くりんこ・ころ・ころ」から拾っておりますので、
曖昧な情報がさらに古くなっていることもお詫びかたがた、お断り申し上げておきます。
(旅行時期については、極力、文末に明記していく積もりですが、
忘れていることもあるのではないかと。)

一つの旅行を、やたら回数に分けて(しかも長い...)更新しておりますので、
過去日記一覧として、各カテゴリー事に「サイトマップ」に分類しております。
検索でお出で下さった方、下記カテゴリーをご参考にして下されば幸いでございます。

バリ・サイトマップ
屋久島サイトマップ
国内サイトマップ
関西圏サイトマップ


[ 2009/06/16 ] はじめに。 | TB(0) | CM(8)







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