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極楽温泉あるいは旅館山水@奈良県十津川村2.

弾丸のはずが、家庭内事情でやっぱりテ○●ン更新になりました。
お返事やお訪ねするのが後手になって、お詫び申し上げます、ごめんなさい。
紀伊半島の安全を願って書いた日記ですが、台風15号被災地の方々、
また、やっと、日常を取り戻しつつあるはずだった東日本大震災の被災地の方々の
安全を心より祈っております。
穏やかな秋を、心底望んでいます。
我が家は...、危機は脱したのではないかと思います、これからですが。
ご心配下さった方々、心配掛けてごめんなさい。
そして、本当に有難うございます。心からお礼申し上げます。
ちょっと意固地になっての更新です(笑)

このように、橋げたを打ち道路を造る。
山々が深く、耕作地を持てない十津川は長く免租地だった。
歴史のうねりのその時々、税の代わりに兵力をもって納めてきたのだ。
おお。バチカンに兵役で赴く、山岳国家スイスのようだ。
それほど土地を拓けない十津川は、現代においても輸送路の確保が難しい。
山を穿ち、また山肌に長大な橋桁式の道路を這わせ、
R168の拡充に数十年単位で取り組んでいる。
が、R168がアスレチック的魅力を失う日は、まだまだ遠そうだ。

出谷温泉外観。右端にあるのが野猿。
それにもメゲズ、訪れたくなるのが、温泉!!
十津川沿いに点在する温泉郷は、温泉街を形成できない(広すぎて)けれど、
100%掛け流し宣言を可能にするほど、豊富な湯量の硫黄泉なのだ!!
配湯方式の温泉地もあるが、独自の源泉を持つもある。
アスレチックR168をくくっと、上湯川沿いに進路をとったら、
鴬の郷に到達するんだろうか、くらいには人臭さのない道路ぞいにある。
お宿は、それぞれ車で15分くらい離れた個所に2軒。
そしてその間に、川を見渡す浴槽の日帰り温泉「出谷温泉 つるつるの湯」がある。
幟が立っているから信じて、とことこ階段を下りていったら、開いてな~い。
入り口看板に書いてある管理人さんの電話番号にかけても、誰も出な~い。

山水のお風呂。窓に向ってふんぞり返っちゃうよ。
すごすごと引き返し、下湯温泉の旅館「山水」のお風呂をもらった。
趣がある、にはまだ至らない建物だけど、廊下、脱衣室、浴室、お手洗い、
全てピカピカに磨いてあった。
誰もいない浴室は7,8人は入れそう。
源泉がぼこぼこと注がれる小さな湯溜め、そこから流れ込む岩風呂に浸かって、
窓を眺めると、男前にこぼれ出た湯からゆらゆら湯気が立ち上り、
何だか、お湯の川に浸かっている、そんな贅沢な気分になれるのだ。
川沿いにある露天風呂は浸かってしまうと、川は見えないなりに
眼前に迫り来る山々が、空に豪快な模様を刻む。
川のせせらぎ、木々の葉ずれに心を澄まし、水の緑、草花・木の葉の緑に身を染める。
豊かな大地が育んでくれた、比類なき恵みだ。

山水のお風呂。右側の蛇口から源泉が注がれます。
十津川に賑わいが戻る日が近いことを祈念して、十津川村観光協会のHPは、コチラ。
下湯温泉 小料理宿山水HPは、コチラ。
電話は通じるのでご無事なご様子ですが、たびたび、避難されているのではないか、
と、心配しております。
上湯温泉「神湯荘」のHPは、コチラ。
つるつるの湯の隣に、神湯荘の露天風呂の一つがある。(旅館から離れている。)
川に面して爽快な混浴露天なんだけど、女の身としちゃロケーションが良すぎる(笑)
だけど、湯浴み着(バスタオルも)着用で、OKよ。
でも、入り損ねた。ナンデって言ったら、先客が長湯中で、しかもその先客っちゅうのが、
・・・・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・・・・・・・友禅染ボディだったから…。

山水の露天風呂。フェンスの向こうがきれいな川。
台風12号の被害で、配湯パイプが壊れ、修復も覚束ないという宿があった。
もう客が来ないんじゃないか、被災者のそんな声もあった。
十津川の魅力を土地の方々には、信じて頂きたい。
奥深い山ひだに、ぽつりぽつりと存在する小さな湯宿を想像して下さい。
湯は溢れても、なお湧きいずる。
そしてあなたの心と肌にそっと纏わって、優しく潤す。
十津川温泉郷にあるのは、そんな湯です。
※ 自衛隊と地元の業者さんの活躍で、配湯パイプが通ったそうです。
  感謝を込めて、お宿は、真っ先に被災された方々にふるまい湯をなさったそうです。
紀伊半島の過去記事一覧は、コチラです。

「台風12号、その後」
出谷温泉つるつるの湯」(奈良県十津川村)は、土砂が流れ込みましたが、
施設自体は大丈夫だったそうなので、再開されるでしょう。
上湯温泉「旅館 神湯荘」は、渓谷沿いの露天以外、
無事に経営されているご様子、コチラ。
上湯温泉山水」の方は、川が近いので施設的に被害があったようですが、
来年の夏までには!リニューアルオープンされるそうです、嬉しいなぁ。
十津川産の材木を使われるそうで、宿泊できる日が今から楽しみです^-^コチラ

※くり乃々のヒゲ範囲(=^・^=)ニャ♪情報につき、いい加減かつ古いこと、ご了承下さい。


[ 2011/09/21 ]  日本・温泉旅行 | TB(0) | CM(8)

何時の日か訪れる時は

長湯しないよう気をつけますぅ


のの様におかれましても

穏やかな秋であらせます様

お祈りしておりますぅ
[ 2011/09/22 22:32 ] [ 編集 ]

十津川ってほんとに山の中なのね~
5月に四国の帰り道、奈良・和歌山にも寄りましたが那智勝浦も熊野古道も、山が深いですね!
[ 2011/09/23 10:51 ] [ 編集 ]

十津川村・・この台風で大きな被害となりましたね。一日も早い復興を願うばかりです。
ホテル昴に泊まりましたが、とてもまったりとしたいい宿でした。
[ 2011/09/24 08:02 ] [ 編集 ]

chaboさん

クロッキーchaboさん

そうだよぅ。
いくらなんでも、ずっかずかどぶん☆
する度胸は、ないんだよぅ。
入っていけば、兄さんは、出ていってくれたんだろうか。

chaboさまにもおかれましても、
息切れ更新になりませぬよう。
豊かな才能が、それを許さないか。

[ 2011/09/29 16:04 ] [ 編集 ]

気ままなアンさん

気ままなアンさん

ほんっとに、山の中にあります(笑)
それがいいところですが、
熊野三山にしても、昔々から人が行き交っている土地にしては、
深閑としています。
観光客は多いのですが、少々の人臭さには負けてない(笑)
[ 2011/09/29 16:07 ] [ 編集 ]

元気パパさん

元気パパさん

お帰りなさい^-^
ホテル昴には泊まったことはないのですが、
お風呂は入りました。
ぬるぬるっとして、本当によいお湯で^-^
あ~、早く行きたいなぁ。
[ 2011/09/29 16:09 ] [ 編集 ]

山奥よりの「お便り」

山水館主 松尾でございます。 投稿有難うございます。 写真のお風呂は全壊ですが、木材を使って再建中です。寝湯や檜風呂・大窓の木材内風呂なんかを検討中です。来年夏には 川遊びをして頂けるまでに復旧したく思っております。災害を受け、故郷の大切さを 噛み締める毎日でございます。是非、私達の「十津川村」へ お越し下さいませ。
現状での「松尾」お勧め温泉は「上湯壮」「十津川荘」です!
[ 2011/11/05 04:40 ] [ 編集 ]

山水松尾さん。

山水館主 松尾さま

ご無事で何よりでした、本当に!
そうして、こうしてご連絡いただけたこと、
心よりお礼申し上げます。
「台風12号 山水」で、検索して読んで下さる方々が
いらっしゃいます。
その方達のためにも、山水さんの再開のご予定を
お知らせ出来たこと、本当に嬉しく思います。
あの、昭和の香り漂うお風呂、私にはツボでした^-^
掲載させてもらった写真、良いアングルだと
自画自賛しております(笑)

でも、きっと、もっと良い旅館になるのでしょう。
上湯川が、あの日、私が見たときのように、
美しいせせらぎであってくれますように。
ご苦労は、到底、私には解らないことでしょうが、
それでも、心より応援しております!
山水でお会いできる日を、楽しみにしておりますから!!


 
[ 2011/11/07 17:33 ] [ 編集 ]

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