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明延鉱山探検坑道/鉱石の道②

ずずずずーーーーっと、続いています。
炭坑跡や造船所等を「近代化工業遺跡群」として、世界遺産登録申請をしたが
案じた通り、近くて遠い国から物言いがついて、暗礁に乗り上げたらしい。
政治的、文化的にも価値がない、ただの見せ物、 押しかけ、使者行列を「共同申請で、どぉ?」
と、その気にさせちゃったのは、世界遺産の大バーゲ・・・、とっとっと、
まぁ、かの国にとっては、そこは暗黒史ともなりかねないので親切ではないぞ、日本。
さて、件の世界遺産申請の対象に含まれていなくても、価値ある日本の産業遺産は多い。
明延鉱山関連で「近代化産業遺産(経産省)」に選定されているのが、
1円電車を始め、明延鉱山探検坑道(旧世谷通洞坑)。
※ 他、「明盛共同浴場『第一浴場』建屋」、「神子畑(みこばた)選鉱所」
その坑道に、1円電車まつりの日には、ガイド付き500円で入れるのだ。
お祭り会場の受付で支払うと、坑道までマイクロバスで連れて行ってくれる。
そこからはヘルメット着用で、元坑夫だったガイドさんの説明を聞きながら、
地下地上10階建てのビルにも相当するという鉱山の中を1時間くらい歩く。
照明以外は観光客向けに整備していないが、採掘機材を残して臨場感を演出する。

バズンっ!と明けよか~。
神子畑選鉱所、大仙選鉱所は廃墟マニアの侵入後、危険防止のため取り壊されたが、
坑道については、日本経済発展の礎としての鉱山を子供達が学べるように、
会社(現三菱マテリアル㈱)から、養父市が借り受けているのだそうだ。
「寒くて暗い所を長時間、歩かされたという感想だけでもいい、
大人になって、日本にも鉱山があった。そう思い出しくれたらいい。」
ガイドさんは、坑道ツアーの最後をそう締めくくった。

日本の高度成長期、私の父、叔父達は時、企業こそ違え、韓国、中国へと技術指導へと赴いた。
酒の席で出る自慢混じりの苦労話を聞いて育った私は、ナマイキ盛りの年頃になって、
「日本のお金で日本企業が儲けただけ」と言い放った。
(その当時、ODAをそうやって切り捨てる論調があって、一緒くたにしたのね、バカだねぇ。)
無知な私はつい最近、その苦労が韓国ご自慢の「漢江の奇跡」の一因であることを知った。
けれど父達の、国家首長から要請されたという自負心と培った技術、資金は、感謝どころか
戦後賠償と貶められることさえなく、痕跡さえ許されなかったことをも知った。

今では、坑道の一部をお酒や醤油の熟成に利用しています。
高収入とはいえ命と引き替えの、危険なキツイ労働だったとガイドさんは仰る。
どでかいショベルで掬い放題の外国の露天掘り鉱山とは違い、
日本は各鉱山に合わせ機材一つ、丹念に開発し、練り上げた技術だという。
その技術は、今の日本では無用となった。
だが、技術指導の要請で赴いた南米の鉱山では、今も「AKENOBE」を知らない人はいない、
そう、ガイドさんは胸をはった。

これで採掘した土砂を、鉱石があるか調べるのだそうだ。
第二次世界大戦下の労働は他国へ強いた分、過酷さは増して記憶されたろう。
だから、「近代化工業遺跡群」は、世界遺産に登録なんかされなくていい。
ただ、日本という国がどうやって歩んだのか、失い、そして得るための必死さ、
それを知るためにも、記憶は後世に留めおかなくてはならない。
日本の工業に大きくしてもらった私こそ、知っておくべきことだったのだ。
坑道の入り口。日頃は施錠されてて入れません。
月1回の電車運行日と1円電車まつりの日程については、「あけのべ自然学校」にお問い合わせください。
また、兵庫県内(但馬地方)の近代化産業遺産「鉱石の道HPは、コチラです。
この旅行ネタ、まだあるんだけど間に合うかな。国内(温泉)旅行の過去記事一覧は、コチラです。
ざっと、こんな感じ。
[ 2013/12/13 ]  日本・温泉旅行 | TB(0) | CM(4)

ジ~~ンとしました。。。
足跡を辿られたんですね。

今の日本があるのも戦後苦労しながら生きてきた
日本の方々のお蔭ですよね。
感謝感謝です。
[ 2013/12/13 13:07 ] [ 編集 ]

すっごいですね。
多田○山とは、ぜんぜん違いますね。
あそこは。。。
え?って感じで。。。
ここ、やっぱり行かなきゃ。。。
[ 2013/12/13 21:49 ] [ 編集 ]

*yoshimin*さん

お読み下さり、有難うございます^-^
ロストジェネレーションのこの頃、日本の高度成長時代の再認識が
行われていましたが、その再評価にも素直になれない私がいました、正直。
自分の功績でもないくせに、ね!

長い坑道を歩きながら、父の話をたくさんたくさん、思い出しました。
生きてる時には、ちっとも、聞けなかった私なんですけど^-^

[ 2013/12/29 20:33 ] [ 編集 ]

HANG ZEROさん

多○銀山(笑)は、行ったことがありませんでした。
生野銀山も行ったことないのが私だけだったので、
この時も行けず…、そして、みな、「行かなくてもいいから」よがしなんです(笑)

ここは、本当にお薦めです^-^
ワイルドですし~。
[ 2013/12/29 20:39 ] [ 編集 ]

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