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茶六別館@宮津温泉/京都

宿から眺める夕暮れの天橋立
夕暮れの天橋立
くり乃々が、まだいたいけな美少女だったその(大)昔、天橋立を左見右見すれば、
海を眺められると思い込んでいた。両手に海、なんてステキ。
ええ歳のオバハンになって、ようやくその地を訪れるまで、そう信じ込んでいた。

宿の玄関口。
茶六別館玄関口
さて、天下の(くり乃々的)ガッカリ景勝地・天橋立に、また行くことにした、母と一緒に。
2年前、ヘルペスを患ってからめっきり体力が落ち、
昨春、昨冬と和歌山は白浜方面の温泉に引っ張り出したが、
3時間足らずのドライブでも疲れ果て、ただ行って帰るだけ。
風呂も1度しか入らず、土産の買い物さえ厭った母が、温泉に~♪と自分から言い出したので
ほいほいとアレンジをしたその宿を一筆。

お軸は枝垂れの桜。テーブルは特別に出してもらったの。
網代天井に煤竹の欄間。お軸はしだれ桜でした。
訪れたのは、天橋立を湾越しに眺める宮津温泉茶六別館」。
江戸の古より近隣の豪商が集う船宿で、昭和初めに建て替わったという家屋には
平成の今も、粋で瀟洒な佇まいを大事に残している。
廊下や階段のそこここに季節の生花を投げ入れ、部屋の軸も花を添え
天井を見上げれば網代、欄間は煤竹を張って茶室の趣が風雅だ。
内庭を眺める廊下のガラス窓は,今は手に入らないギヤマンで、
時代を経た緑を優しく弛ませて見せる。
ただ時代の趨勢か、庭先のついそこに船を着けたという海は、
埋め立て地のグラウンドに隔てられ、野球少年の歓声は聞こえてきても
潮騒を楽しむには、今は遠い。

朝ご飯。まずはお粥さん、おかわりは白ご飯で。茶碗蒸しが美味しゅうございました。
朝ごはん。茶碗蒸し、美味しかった^-^
旅行前、部屋食では母の膝が辛かろうと心配したが、朝夕共に食事処だった。
元々は芸者を揚げてのお座敷だった場所だそうで、今は石張りの床にテーブルを数卓、
小上がり風の小さな個室があるだけ。(ランチ営業もやっているようだ。)
そこで、魚も野菜も旬に拘った手業が饗される。
            旬の前菜。お鍋はさごしの柳川風。 旬の前菜。小鍋はイサザ(白魚みたいなん。)の柳川風。
旬のお刺身とり貝、甘エビ?のお刺身       山菜の精進揚げ。 山菜の精進揚げ。 
            岩がきのジュレ。ニンジンが蝶々^-^ 岩ガキのジュレ。ニンジンが蝶々^-^  

お風呂上がりの休み処。さぞやビールが旨かろう。
お風呂上がりの休み処
この一夜一時の心地よさは、誂え設えだけに限らない。
到着早々、ロビーでお茶を頂く間、仲居さんが周辺地図を見ている私に、
造り酒屋の屋敷と古い教会の公開時間を的確に教えてくれた、だけでなく、
その場まで、宿の車で送ってくれると言う。
※ 駐車場は離れた場所にあるので、出してくれるまで入れっぱなしになる。
その心遣いも嬉しかったが、コチラの返答を聞く間もなく、
車がいつなら空いているのか、すぐ帳場に確認しに行ったこと、これが嬉しかった。
「車はこの後、空いておりますので、お部屋でゆっくりなさってから、
いつでも仰って下さいね。」
素晴らしいですね、心配りはもちろん段取りの良さ。
ちょっとお疲れ気味だった母も、行こうという気になるじゃないか。

朝夕、お風呂は入れ替わる。両方、庭園風呂だが、こちらは露天(瓶タイプ)が小さい。
朝夕、お風呂は入れ替わります。両方、庭園風呂。
小さな宿らしく、風呂場も小さい。
けれど古いなりに清潔さは完璧で、とろんと肌にまつわる温泉に
いつまでも浸かっていたい心地よさだ。
何をするでなく、ただ宿を楽しむ。茶六別館は、そんな旅をお約束する次第。

灯る
余談。
茶六別館の玄関には名入りの歓迎札が架かっているが、幾枚かがローマ字で書かれていた。
僻地の温泉地で外国人観光客と出会う近頃なので、ふーん、とは思ったものの、
仲居さんに伺うと、ここ数年、とても外国人のお客様が増えたのだそうだ。
温泉で幾度かイヤな思いもしているので、小さな旅館の小さなお風呂を心配したが、
行き会うこともなく杞憂だった。(何度も入る外国人は少ないだろうとは思う。)
この夜、可愛らしく浴衣を着せてもらっていた若い外国人客達はとても機嫌良く、
かといって騒がしくもなく、日本の夜が、彼らの良き思い出であれと願ったりもする。
も一つ余談。
くり乃々は、天橋立の幅は5m程、両脇に海と信じ込んでいたんだが、
この夢の景色が、実は島根県に実在する。
中海に浮かぶ大根島へのアプローチがまさにその通りで、大いに感動したんである。
地酒は三人官女のお銚子で頂きます。 酒器は漆。こう見えて350mlは入ります。
滅多、然う然うは泊まれない茶六別館HPは、コチラです。くり乃々達が過ごした部屋は「懐の間」の「砧」^-^
訥々と増やしている「日本のお宿」カテゴリーの過去記事一覧は、コチラです。
[ 2015/05/25 ]   日本のお宿 | TB(0) | CM(6)

珍しく、国内版ですな。
親孝行されたんですね~
お母様、喜ばれたんではないでしょうか(*^-^*)
とっても素敵なお宿♡
いいなぁ~こんなとこに泊まりたい。。。
うちの母は風呂が嫌いなんですよ…( 一一)
だから温泉目当ては無いんですよね…

大根島行ったことありますよ!
ちょうど牡丹の季節で、今までで一番凄かったです!
花の大きさが半端ない感じでしたね~(笑)

宿の玄関口の岩とアオナンの岩が似てる気がする~~~
[ 2015/05/26 15:09 ] [ 編集 ]

素敵な宿なのですね。
お母様も喜んだでしょうね。
天橋立。。。
がっかり。。。ですか。。。
子供のころからの刷り込みでがっかりする前にそういうものだと。。。
っていうか、長いこと行ってないですけどね。。。
候補にも挙がらない。。。
[ 2015/05/26 23:54 ] [ 編集 ]

お母様喜ばれたでしょう!
HPみてきましたが、素敵な旅館ですね。ついつい両親といっしょでも「並」な旅館を選んでしまう私大反省っww
部屋からお庭が眺められるのがとにかくいいですね。情緒が合って、静かな時間を過ごせそうです。はー…情緒…普段無縁なのでとくに憧れます。
[ 2015/05/27 00:25 ] [ 編集 ]

*yoshimin*さん

今までは、1か月~2カ月のスパンで旅行してました。(国内)
せめて宿くらいは書いとかな、忘れてしまうわ~と思ってましたが、
久々の温泉旅行でした^-^
母が久しぶりに喜んでくれたので、行った甲斐がありましたよ、本当に。
実は、アタシもあんまりお風呂入るの、好きじゃないかも^^;;
入らずにすむ方法があれば、入らないで済ませたい(笑)
そして、母と一緒じゃなければ、こういう旅館には泊まれないかも~。
ツレと一緒じゃな…(´・ω・`)

えーーー!!大根島、お行きになったんですね!!
でも、ボタン園、*yoshimin*さんならご存知かも、
そう思いながら、あの道を思い出してました^-^
鍾乳洞みたいなんがあったんですが、台風で浸水したとか…。
どうなったかな、行きたいな。

うっふっふっふ。
ミニアオナン。岩を見るたびに、そう思おうっと!
[ 2015/05/30 22:57 ] [ 編集 ]

HANG ZEROさん

天橋立に行った人がみんな、「つまらないよ」「なんで行きたいの」
そう言われ続けながら、どーしてー?と、不思議でした(笑)
行ってみて、初めて解った。(´・ω・`)
私の頭の中では、すっかり素敵な光景が出来上がってましたんで…。
でも、山の上から見る天橋立は、好きかな、うん。
海水浴場としては、きれいな水だと思いました^-^

滅多にしない親孝行でした、ほほ。
[ 2015/05/30 23:04 ] [ 編集 ]

くるまぶさん

お帰りなさ~い^0^
め~ったに!!泊まれない宿ですよ~。
なんせ温泉で1泊2食1万円が基準ですから、「並み」もいいとこです、ええ。

私、ちょっと閉所恐怖症っぽい所があって、
窓が小さいとか塀でふさがれているとかが苦手なんです。
だから、緑や海、川が見えるってのは重要ポイント。
ビールが10倍は美味しくなるよね(笑)

あんま、情緒とは関係なかったか、私も(´・ω・`)
[ 2015/05/30 23:16 ] [ 編集 ]

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